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いつも傍に K ページ24

「いっ!て……」


着物を脱げば、腹に大きな黒い痣。

ここまで酷い痕が残ったのは久しぶりだ、
なんてぼんやり考える。


「カズ、動かないで」


マサキがそこに手を当てて
じわじわと痣を消していく。

それと同時に痛みもだんだん引いていった。


「…ありがと、マサキ」


腕やら足やらについた切り傷も治してもらって。

着物を着直しながら
そう言えばマサキがぱっ、と微笑む。


「これが俺の仕事だから。
…にしても相当な威力だったんだね」


「まああんだけ至近距離だったしな」


潤が強制的に放たされられた妖力。

至近距離なのもあったけど、でもそれだけじゃない。


…それだけ強力な妖力を使わされた、ってことだ。


「ん、っ………」


布団に横になって寝かされている潤。

真っ赤な顔で時々苦しそうに声を漏らす。


「ごめんな……」


タオルで汗を拭ってやるとふ、と潤の目が開く。


ゆらゆらと視線をさまよわせた後、
俺をぴたりと見据える潤の瞳は未だに濁っていた。


「…っ、カズ、くるし……っ」


マサキの浄化の力が効く範囲は
身体への外傷がほとんどだ。

ましてや潤は人間。
妖に対する力の効力はさらに減る。


人間では有り得ないくらいの熱を出している潤は
もうほとんど頭が回らないらしくぼろぼろと涙を零す。


妖力を好き勝手された潤の身体は
とっくにその許容を越えていた。

K→←M



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智帆(プロフ) - Usuiさん» 今回ばかりは翔さんに譲ってあげた、と行ったところでしょうか( ´艸`)リアルでそんな彼らを見ることができたらもう叫ぶどころじゃ済まないですね…笑 こちら次回移行するので移行先でもどうぞよろしくお願いします! (2015年10月7日 9時) (レス) id: bdc080c0f9 (このIDを非表示/違反報告)
Usui(プロフ) - 潤くん気がついて良かった〜(^^)しかし、二宮さんの腕の中ではなく、翔さんの腕のなか(笑)翔潤好きには夢のまた夢の光景ですね(^^)大野さん、皆を守る宣言かっこいいです(≧∇≦) (2015年10月7日 0時) (レス) id: 97566c9139 (このIDを非表示/違反報告)
智帆(プロフ) - 紫苑さん» 長らくお待たせしてしまってすみません。気にかけてくださりありがとうございました(>_<)! (2015年10月2日 0時) (レス) id: bdc080c0f9 (このIDを非表示/違反報告)
智帆(プロフ) - Usuiさん» 潤くんが一番ないじっぱりさんですがやっぱり長年一緒にいた仲間は大事に思ってるんですよね~。これからサトシにもちょっと頑張ってもらいます笑 お返事大変遅くなってしまってすみませんでした! (2015年10月2日 0時) (レス) id: bdc080c0f9 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 更新待ってます(^o^) (2015年9月28日 12時) (レス) id: 7195a2bb2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:智帆 | 作成日時:2015年4月13日 0時

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