続＝ LOVE！【TH】 (ページ17)

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TH side ページ17

JN「Ｖ！お前、MC明けの曲フリできる？」
TH「え、あ。できるけど…それジミナが担当じゃ…」
JN「うん。でもほら、ジミナちょっとキツそうだし。お前に任せるよ」

ジニヒョンがジミナを指差すと
ジミナがこちらに気が付いてヒラヒラと手を振っている

TH「はい、わかりました！」
JN「よし！頑張れ！」
NJ「いいか、テヒョン、お前はお前だ。大変そうなメンバーがいれば他のメンバーが支えるし、動ける奴が全力で最高のパフォーマンスをする。7人でBTSってこと、忘れるなよ？」
TH「…はい！」
ｽﾀｯﾌ「Ｖさん、クーリング外します。…いけますか？」
TH「大丈夫！…よし、行こう！」

俺は床に座り込んでいるグガに手を差し出す

TH「行けるか？グガ」
JK「ハァ…当然！」

グガはさっきまでの疲れが嘘みたいに元気な声で答えると俺の手を力一杯握って起き上がった

SG「よし、行くぞ！」

シュガヒョンの声にメンバー全員がスタンバイに向かう

ステージの下に入ろうとしたところでいつものAの匂いがしたような気がして慌てて匂いがする方へ振り返ると先程ジニヒョンが話をしていたスタッフが目に入った。

JM「テヒョンイ？どうしたの？」
TH「え、あ、いや。なんでもない(まさか、そんなはず…)」
JM「…じゃあ、いくよ！」
TH「あぁ！うん！」

さっきヌナにもAが来てないって確認した
きついからってAの匂いまで思い出すなんて俺、相当に疲れてるな
でも、あいつのことを考えただけで少しだけ疲れが癒えた気がした。

ステージでは次の曲のイントロが流れ出す。
それと同時に盛り上がり始める客席
俺たちはステージ下のセリにスタンバイする

ｽﾀｯﾌ「セリが上がるまで10秒前です！

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2！ 1！上がります！」

キャーーーーーーーーーーー！！！！

セリが上がると同時に照らされるスポットライトとARMY達の歓声
世界中の人が俺たちに恋してるような、そんな感覚になるこの瞬間を噛み締めながら俺たちのパフォーマンスが始まった。

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