フィッシャーズの専属カメラマン！

男性の中 ページ4

ASIDE

今日からだったか、新しい仕事は。

「はあ、男集団の中に行くとか・・・しんどい。」

はじめは学校いっしょだったし、ヒカキンさんは一人だったからともかく。

「気が重い・・・ん？ちょっと待て、家の隣人さん確かフィッシャーズさんじゃあ・・・。」

なんちゅう運命だこのやろお。

「こうなったらしゃあない、今日の集合場所が確かあそこのアスレチックパークだったっけ。」

動きやすく少しぶかぶかのパーカーときつめのジーンズ。

「って昨日と全く変わってないし。」

ほぼ毎日パーカーのような気がする。

髪は前の方を残して高くきつく結ぶ。

そして後ろで束ねた髪を帽子の中にしまう。帽子はキャスケット。

「いってきます。」

誰もいない部屋に挨拶をして出る。


少し早目に来てしまったのでカメラをいじっていると入口付近から声がした。

貸切ということは彼らしかいない。

モ「あ、あの人じゃね？」

ン「ああ、本当だ。」

シ「おはようございます。シルクです。」

おそらくこの人がリーダーと思われた。

「本日フィッシャーズ様の撮影スタッフになりました、Aと申します。以後お見知り置きを。」

マ「あれ、お隣さんじゃないですか。」

「はい。一昨日引っ越しました。」

シ「じゃあ撮影お願いします。よし、お前ら始めるぞー！」

集まられてみて分かったが今日は全員来ている。

ああ、最悪・・・。

「カメラ回します。」

まあ私は笑いの沸点が低いんでね、まあ表情はくずさない。絶対！

自己紹介は別に笑うも何もなかった。

「よし、じゃあ次はアスレチックの方にいきたいと思いまーす！」

私の腕の見せ所はここから。

モ「えっと、Aさん付いてこれますか？」

「問題ないです。」

ふっふっふ、見て驚くがいい。

「よっ！」

まずマサイさんから。

彼が挑戦するのはうんてい。私はそれをカメラを持ちながら片手で移動する。

久ぶりに運動するな。


ダ「・・・すごっ」

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