運命の恋、拾われました

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ちょっとイラっとしたから

彩子のハットを奪って被ってやった




彩「あー、今日のAの服にピッタリ
合うー！ 貸してあげるから入ろうね！」




私の腕を掴んでグイグイとお店に入って行った







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店内はインテリアに凝っている感じの居酒屋で

昼間もやってるみたいだしカフェっぽいメニューも沢山あるからバルって感じなのかな






いつも行ってる職場近くのザ、居酒屋！って感じではなかった



ビシッとスーツを着こなしたお洒落なサラリーマンの方やら、女子会です！って感じの女子大生であろう子たち


イマドキな服装を見に纏った男性の集団があった






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_________あぁいう服装、岩田さんもしてたな







それっぽい服装の人を見かけると岩田さんじゃなかろうか？と想像してしまう自分は
もう本当に重症だ







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しばらく、そちらの男性の方を見ていたからだろう


彩「......最近のA、なんか変わったね」




ちょっと困ったような顔をしている＿＿＿＿＿ような気がした





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その言葉以降は、特にその話題に触れることなく話に花が咲いた




でも、私の心の中ではどんどん不安が大きくなっていた


＿＿＿＿＿＿また、あの頃の自分に戻っているのかな？






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自分自身を見失って
仕事も手につかなくなって

周りに不快な思いをさせて、迷惑をかけていた



あの頃の私に＿________________

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