運命の恋、拾われました

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＿＿＿＿＿本当にこんな事ってあるんですね





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私たちの距離が0になろうとしたその瞬間





ガサガサ＿＿＿＿＿





植え込みから音がして
二人してそちらに顔を向けた





＿＿＿＿＿＿にゃーお




なんとも間の抜けたその鳴き声に



二人して笑った








おでことおおでこをくっ付けて





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岩「ごめん。 満月と勘違いして狼になりかけた。笑」





そう言って私の後頭部に手をやり

私の顔を自分の肩に付けるように、抱きしめた







岩「.....もっと、大切にしていきたいから



Aちゃんの気持ちが、ちゃんと俺に


芸能人の岩田剛典、じゃなく、



男としての岩田剛典を見て





好きになってもらいたいから＿＿＿＿＿＿」







首元が熱い


岩田さんの息がかかる首元が＿＿＿＿熱い








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また何も言わない私に岩田さんは

岩「Aちゃんて、いつも何時に起きるの？」

後頭部に置いた手を、私を撫でるようにしながら聞いてきた





「バラバラです。 仕事が不定休のシフト制なので

6時に起きる時もあれば、昼まで寝てる事もあります」



岩「バイトとか？」


「私、介護職なんです。
老人ホームで働いています。だから夜勤とかだと夕方からなのでお昼まで....」




パッと身体が離された


目をパチクリさせている岩田さんは最高に可愛い＿＿＿＿




岩「意外！！ ショップの店員さんとかやってそうなのに！」




「........どういう意味の意外、ですか？


そんな派手な顔のくせに、って意味ですか？
それとも、チャラチャラしてそうなのに、って意味ですか？」
(↑ショップ店員の方、嫌な書き方してしまってすいません。怒るなら岩田さんに....)




冷めた目で岩田さんを見てやる



岩「いやっ、そうじゃなくて！

そういう意味じゃなくって！！！」



手を上げて、降参のポーズを決めながら一歩下がろうとした





「危ないっ！！！！」

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