運命の恋、拾われました

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今起きた出来事を

頭の中の消しゴムに消されないように
右脳をフル稼働して記憶から消されないように何度も何度も繰り返した





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ふと、テーブルの上に置いた小説を見つめる



__________女の子の前に男の子が落ちてきてもいいじゃない、かぁ




まさに、今のこの状況だよね.....

厳密には落ちてきたわけではないけど



この小説を読んだ後だからかな
妙に考えることが乙女チックになっている




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三代目JSoulBrothers、イワタタカノリ




きっと、イワタさんと一緒にみえた方たちが三代目JSoulBrothersの皆さんなんだよね？



これだけは帰ってから絶対に調べなければ！

きっと、すごい人気者なんだろう



すごい人と話したんだよね、私.....






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ふと窓の外を見ると
まだまだ沢山のファンの方であろう人が沢山いて


その中の数人かが

こちらこすごい形相で睨みつけていた





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え？ 私？？


振り返って周りを見渡しても、彼女達が睨みつけている場所には私しかいなくて




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__________もしかして、イワタさんを話していたから？



うわー、ちょっとめんどくさい事になるかも





女子特有のこういう時の一体感？は、時として物凄い威力と威圧と__________直接的であったり間接的でありったりな暴力を生んだりする





社会人になって、ようやくそういう類のモノとは疎遠になれていたのに.....


ふと昔の記憶が蘇る





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こういう時は、ほとぼりが冷めるのを待つのが一番だ





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嫌味がないよう、そちら側に一礼だけをしてソファに座り直し

少し冷めてしまった、マスターが淹れ直してくれたコーヒーを飲む




__________もう一度、読みますか！





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そうして私は二度目の植物図鑑の世界へ飛び立って行った





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運命が変わる日

それは不思議なもので


変わる時は一瞬にして沢山のモノを変えていく

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