【ﾛ兄鬼2】拝啓、大切な君達へ。［崩れた日常編］ (ページ25)

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青を黄色で迎え撃てページ25

you side

tk「なんや～はみ出てかんかい」

「まさに頭隠して尻隠さず」

そんな話をしながら相談ルームを出た。

tn「でもAが読んだ奴聞く限り外階段大丈夫なん？」

そんな話をしながら外階段への扉を探す。

途中で絵斗さんと大君が相談ルーム開けてないとか言うからちょっと手間取ったのは黙っておこう。

nzm「あー！！来てる来てる！」

後ろを向くと僕達に背を向けた猿山先生がいた。

kit「いっとばdd！？？！」

「絵斗さんなんて！？w」

kit「ヤバイ！...いやヤバくない！！」

rd「こぉーんなとこにいたのかァ♪」

猿山先生と絵斗さんの対決が始まる。
この前は空を切ったけど今回は当たるのだろうか。

僕はその後ろで見守る事しか出来ない。

kit「ｵﾗｯ！！(ﾊﾟｧﾝｯ！)」

絵斗さんが発砲した弾はまたもや空を切った。
猿山先生はその弾を避け、ジリジリと近づいてきている。

kit「クッソ！」

rd「なんだお前は～！」

kit「Aちゃんっ！見てないで！早くこっち！」

「は、はいっ！」

僕は絵斗さんに手を引かれ、二階へあがる。
二階へあがると皆の後ろ姿が見えた。

絵斗さんは階段を上がりきった所で立ち止まり、猿山先生を迎え撃った。
その弾は見事命中し、猿山先生はその場で動かなくなる。

kit「よし止めたぞ！」

tn「あ、ここちゃう？！外階段！」

nzm「図工室から行ける！」

tn「これっぽい！」

図工室に入ると奥の方に外階段に繋がる扉があった。
僕に続き孝行君、絵斗さんが図工室に入ってきた。

kit「あ！来てる！」

図工室の向こう側には猿山先生が迫っていた。

kit「俺が止めるから早く皆開けろ！」

「......ん？」

あれ、確か外階段の鍵持ってたのって...

tk「刑事！刑事！」

tn「早く開けてください！」

kit「え？あっ！」

絵斗さんは孝行君に引っ張られて扉の方まで来て鍵を開けた。

tn「ナイス！」

「行こう行こう！」

rd「お前らァ！！」

nzm「早く～！！」

kit「俺が鍵だった！(笑)」

全員で階段を渡ろうとする。
絵斗さんと孝行君が階段を上がりきった後、
階段は壊れ、後の希、大、豚平、Aは落ちてしまった。