【ﾛ兄鬼2】拝啓、大切な君達へ。［崩れた日常編］ (ページ22)

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放送ページ22

you side

rd「ゾムくぅーん？A～？」

rd「どこかなぁ一階かなぁ？」

nzm「今三階です(大嘘)」

rd「あ、一階だぁぁぁぁ♪」

rd「一階だねぇ」

後ろを見ると猿山先生が追いかけて来ている。

nzm「ちょ、一旦落ち着きましょ」

そう言いながら僕達は保健室に入っていく。
希君は保健室のレバーを下げ、扉を閉めた。

nzm「フゥゥン！クソ雑魚がよぉ帰れよ！」

rd「あぁ？なんだと(圧)」

nzm「こえぇぇ！」

そう言って僕の後ろに隠れる。

rd「おりゃっ……この隙間からっ……！」

「殺意高い怖い」

すると、ﾊﾟｧﾝｯ！と音がなると同時に猿山先生の後ろに銃弾のような物が通った。

kit「あぁ外しちゃった！」

「絵斗さんｯ！」

猿山先生の背後には孝行君がいて、消火器を先生にぶちまけた。

nzm「よしよしよし！行くで！」

kit「逃げろ皆！」

tk「逃げろー！」

di「放送室一階！」

kit「放送室一階だ！」

放送室直前で後ろを向くと猿山先生が迫っていた。

「猿山先生来てる！」

kit「ヤバい……！来るぞ！」

kit「どこだ放送室……」

tk「ここですここです！」

kit「OK！開けるぞ！」

「あ、二階行ったみたいだよ」

tn「今のうちや！」

絵斗さんが鍵を開けて皆は放送室に入る。

tn「閉められへん！」

kit「俺が見ておく！」

「今のうちに探そう！」

すると、１分も満たないうちになんかありました？と言って戻って来てしまった。

実際１０秒もなかった気がした()

「ここは入れる！」

nzm「え……ここ一網打尽にされへん？」

そう話をしていると、絵斗さんが間違えて放送スイッチを押してしまった。

校内には大きな音でチャイムが鳴り響く。

《猿山先生、至急体育館倉庫に荷物を持って来てください。繰り返します……》

と、無人で放送された。

kit「体育館倉庫？」

tn「猿ゥ↑やからそのまま体育館行ってくれるんちゃう？」

そんな話をしながら放送場所から出た。