【ﾛ兄鬼2】拝啓、大切な君達へ。［崩れた日常編］ (ページ11)

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神社ページ11

you side

外に出てそのまま左へ行くと見慣れた神社があった。
見慣れているはずなのに何故か目にとまった。

tk「この鳥居……」

nzm「神社やん」

di「お前これ……」

tk「俺もなんか思い出してきたよ」

tk「ガキの頃に……」

と、訳の分からない事を話し出す三人を横目に僕は混乱する。

ガキの頃に？思い出してきた？
孝行君達はまだ僕と同じ子供。

nzm「俺ら館で……」

また、分からない事を話し出す。
館？皆館で何があったの？

di「ちょっと中行く？」

tk「ちょっと入ってみる？」

そう言って三人は神社の前まで行く。
その後に僕はついていく。

tk「ここで何するんだっけ」

「……二泊、二礼？」

nzm「そうそう。二泊二礼」

そう言うと希君、孝行君が二泊二礼をして神社に入る。
僕もその後につき二泊二礼をし、神社内へ入った。

di「シッマ」

tk「はい？」

di「ちょっと前向いといて」

「何するの？」

nzm「wあー……Aちょっとごめんな」

と言って希君は僕を神社の祠の方に向かせ、僕の耳を塞いだ。

「え？何？」

nzm「ちょっと……Aにはまだ早いかもしらへん……うん」

nzm「あ、もうええよ」

希君が耳から手を離すと大笑いした孝行君がいた。

tk「wwwwおい！w」

すると、神社の奥からｶﾞｻｶﾞｻｯ物音がした。

？「この品の無い笑い声………もしかして……！」

di「えぇ！？」

．

．

「「トントン/豚平君！？」」