第九.五話 実渕side ページ12
「ふう」
ここ最近彩ちゃんに会えていない。
部活も来ないし、廊下ですれ違うこともない。
寂しいわ…。
「会いたいな…」
!!!あそこにいるのは…
彩ちゃん!
早速声をかけなくちゃ!
「彩ちゃん!!」
ふわっと花のような匂いがした。
シャンプーかしら。
「レオねぇ!!」
満面の笑顔で私を見る。
可愛すぎよ!!
「あら、可愛い笑顔ね。いつものあなたらしいわ」
ポーカーフェイスで言う。
恥ずかしいのか赤くなって下を向いている。
そうだ、前から二人でいきたかったカフェに誘おう。
「ひさしぶりねー。あ、放課後、カフェに行かない?」
「いいね!行きたい!!」
嬉しそうな笑顔。
「可愛いケーキがあるの。あなたみたいにね♪」
本当にあなたに似合うふわふわの可愛いケーキ。
本当のことをいったのに下を向いてしまった。
「?どうしたの?」
ちょっとしたイタズラ心でとぼけてみた。
「な、なんでもないっ」
真っ赤な顔で、そっぽを向く。
なんでそんなに可愛いの?
「ふふふ、可愛いわねぇ」
からかうように言う。
そろそろ学校が近いので、征ちゃんに見つかったら怖いから
「じゃあ、放課後、教室まで迎えにいくわ。待っててちょうだい」
そういって走って校舎に向かう。
「もうっ、天然ちゃんは罪ねっ」
私まで恥ずかしくなってきた。
放課後が楽しみだわ♪
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楓 - 征十朗じゃなくて、征十郎ですよ。 (2016年2月13日 18時) (レス) id: e9c8f0716a (このIDを非表示/違反報告)
幸村美咲(プロフ) - と&も&えさん» ありがとうございます。レオねぇカッコいいですよね!これからもよろしくお願いします! (2015年8月18日 14時) (レス) id: 4a46a7ef80 (このIDを非表示/違反報告)
と&も&え - 僕これ見てもっとレオ姉好きにナッチャッタ!!! (2015年8月17日 23時) (レス) id: 6f0ea2721c (このIDを非表示/違反報告)
幸村美咲(プロフ) - satoさん» ぽいですか?wオネェなので、こんな感じかな?と。コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。も (2015年8月13日 15時) (レス) id: 4a46a7ef80 (このIDを非表示/違反報告)
sato(プロフ) - 実渕先輩、何か、乙女? (2015年8月13日 15時) (レス) id: 2bb3a92db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幸村美咲 | 作成日時:2014年2月20日 22時