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お姉ちゃんは大丈夫って言ってたけど…





うん、結構キツい。





「(汚い……)」





皆汚い色ばっかしてる。






だから、こっちにくるのは嫌だったんだ。







それより、お姉ちゃんの知り合いと駿くんを探さないと。






「ねえAちゃん、北海道ってどんなところだった?」




「ん〜…きれいだったよ」




「ハイ!彼氏とか居るの!?」




「い、居ないよ…」





しばらく逃がして貰えなさそうだ。






___

三雲side





…気になる。





ちらちらと国近さんをみていると、空閑が不思議そうな顔をこちらに向けていた。



「どうした?オサム」




「いや、転校生が…」



「ああ、どこかで見たことがある雰囲気がするな。」



がんばって思い出そうとしているようだが、浮かんでこないらしい。



「…多分、太刀川隊のオペレーターの、国近先輩の妹…とかじゃないかって思ってる」




「なんと、たちかわ隊の。」





空閑が興味深そうに国近さんを見ていると、視線に気がついたのか僕と目があった。







すると立ち上がった国近さんはこちらに向かってきて。






「ねえ、メガネくん。…とちっちゃい白髪くん」






「ボーダーなんですか?」







じっくりと、目を抉るように見つめていた。

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作者名:張間 美雨 | 作者ホームページ:..*  
作成日時:2016年9月22日 14時

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