#4 ページ4
*
昼休みも終いに近付き、
それぞれ自席につく。
北「また侑に会うたらしいな」
『やっぱ信介やったんか、うちの名前教えたの』
北「俺教えてへんで」
『え、ほななんで宮侑うちの名前知ってたん?』
北「それは知れへん」
不思議に思いながらも午後の授業を何とかこなす。
そして放課後。
ダンス部の部活を終え、校舎内を歩きスマホしとった時。
侑「北さんとLINEしとんのか?」
『なっ…!』
後ろを振り返ると宮侑が。
侑「自分、北さんのこと好きなんか?」
『べ、別にいいやろ…』
侑「協力、したろか?」
『何様やねん自分』
侑「北さんと同じバレー部やしなぁ」
『協力して欲しいなんて一言も言うとらんやろ』
侑「まぁ黙って協力されとき」
『てかそんで、うちは1日に何回アンタに会わなあかんねん』
これが、
うちが信介のことを好きとバレたときやった。
・
・
・
それが4月。
んで今は5月。
侑「Aさ〜ん!遊び来たで!」
宮侑は用もないのに教室に遊びに来るようになりよった。
『来て欲しいなんて言うてないやろ!?』
侑「ええやんか別につれない先輩やなぁ」
『つれなくて結構〜』
侑「どうや最近の恋愛は!」
『アンタは暇か』
侑「暇やから来たんや」
そこに信介が教室に戻って来よった。
北「また来とんのか侑」
侑「あー北さん!」
北「侑も暇やな」
侑「Aさんからも同じこと言われたで笑」
こいつはほんまに人懐っこい。
せやから好かれるんやろなぁ。
モテモテやしな。
北「ほなぼちぼち帰りぃや侑チャイム鳴るで」
侑「そやな帰りますわ、ほなまたなAさん!」
『はーい来世で会おうや』
侑「解散まで酷いなぁ〜」
今さら優しく接するとか出来ひんやん。
でも案外、
悪い奴とちゃう。
まぁ、アイツには内緒やけどな。
*
122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mi…(プロフ) - 湊さん» ご指摘ありがとうございます!!直しておきます!! (2020年3月31日 17時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - すごい面白かったです!あと、角名君は関西弁じゃなかったかと… (2020年3月31日 16時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2020年3月14日 2時