【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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それから2ヶ月。





私たちは総体出場を決めた。





笠松「こっからが本番だ。明日からまた調子あげていくぞ！！」



「「「「「「はい！！！」」」」」」





首には金メダルが掛けられ、




力強い笠松先輩の言葉が控え室に響いた。





そしてその日の帰り。





笠松「そろそろ東京も予選だな。」



『誠凛は決勝リーグには一応上がったらしいですよ』



黄瀬「黒子っち頑張って欲しいなぁ〜」



笠松「で、Aの予想は？」



『総体に来るのは秀徳と桐皇だと思います笑』



森山「なるほど、その根拠は？」



『2ヶ月前のあのレベルじゃ成長したとしても総体出場の実力ではないかなぁって、、笑』



小堀「言うねぇ」



笠松「まぁそうなるだろうな。」



森山「あの火神がどうなってるかだよな」



『火神は将来キセキ以上に成長するかもしれないですよ。』



黄瀬「え？」



『身体能力が高校生離れしていて、あの意欲的な瞳。その内強敵になると思います。』



黄瀬「赤司っちより…ってこともありえるってことっスか？」



『全然ありえると思う。』



笠松「まじかよ」



『でも、火神だけ強くても無理ですけどね笑』



黄瀬「まぁそれはそうっスけど」



森山「誠凛って火神でもってるようなもんだからな」



『でも、情報によるとこの間1人メンバーがいなかったんですよね。』



笠松「そんな奴いんのか」



『入院してるらしいんですけど、木吉という選手です。』



黄瀬「ほんとどっから情報集めてるんスか笑」



『ナイショ♡』



笠松「まぁとりあえず、今週見に行くか？東京予選」



『行きたいです！』

黄瀬「行きたいっス！！」



森山「ごめん俺パス」



小堀「俺も」





東京予選を見に行くことに決まった。





久々に真太郎と大輝のバスケが見れる。






駅で先輩方とは違う方向行きのホームに涼太と向かう。





黄瀬「緑間っちと青峰っちの試合見れるっスね」



『同じこと考えてた！』



黄瀬「俺は誠凛に負けて悔しさを知って、だから少し誠凛を応援したい気持ちもあるんスよね」



『初めての負けか、涼太』



黄瀬「そうっス」



『応援したいとこ悪いけど、きっと誠凛は潰される。』



黄瀬「やっぱそう思うっスよね」



『全国を甘く見すぎてるよ』





全国はお子様が行けるほど甘くはない。





経験した身だから言える。





甘く見過ぎたら痛い目みる。






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