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??「テメェ言ってくれるじゃねぇか」
『え?私?』
??「そうだテメェだ」
『えっと、火神くん、だよね』
火神「俺の事知ってんのか…!?」
『当たり前じゃん!』
そう、Aっちは情報収集能力に優れ、
勉強は出来ないがバスケの脳はピカイチ。
そして少しの動きの違いも見抜く。
Aっちのベンチからの声が、コートを支配する。
正直桃っちよりもスペックが高い。
Aっちの観察眼と指示能力、情報の的確性、自身の身体能力を持って分かる行動予測能力。
それは日本イチと言っても過言ではない。
『私だって、伊達に帝光のマネージャーやってたわけじゃないよ』
相田「まだ公式戦にも練習試合にも出てない火神くんを知ってるだなんて、、」
日向「ただ者じゃ無さそうだな」
相田「そうね」
火神「まさかこれだけで帰るなんて言わねぇよなぁ金髪くんよ」
黄瀬「と言うと?」
火神「1on1、やってけよ」
黄瀬「仕方ないっスねぇ」
俺は火神からボールを受け取る。
そして始まった1on1。
俺は火神を圧倒した。
『え、嘘思ってたより圧勝じゃん涼太!』
ほんと、無意識にキッツいこと言う。
火神「おいお前」
『私ですか?笑』
火神「お前そんなに言うならバスケ出来んだろうな」
『うん!出来るよ!』
火神「負かしてやる、そっちボールでどーぞ」
黒子「火神くんもアホですね」
日向「どういうことだ」
黒子「Aさん、舐めてかかると大変なことにります。」
伊月「強いのか?」
黒子「見てればわかります。」
黒子っちの言うことは正しかった。
まるで遊んでるように楽しそうな笑顔で火神を圧倒した。
火神の必死の瞳とは違って。
『そんな怖い顔しないでよ』
火神「テメェ何者だ!」
『何者でもないよ!ただ火神くんはちょっとお遊び相手にもならなかったかな?笑』
誠凛がザワつく。
そりゃそうだ。
今誠凛で1番強い火神がまるで歯が立たない。
『私に勝てないような人がこのチームのトップだなんてたかがしれてるよ。そんなんで日本イチ語らないでね、火神クン。』
黒子「言い過ぎじゃないですか?Aさん」
『それはごめん。でもキセキの足元にも及ばないよ。』
そう言い放ったAっちは、凛々しい瞳をしていた。
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まみ(プロフ) - この続編が見たいです! (2020年10月25日 21時) (レス) id: 911d660f53 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - 姫坂ひなのさん» わあああありがとうございます!!!今稲荷崎を書いているのでぜひ!! (2020年4月4日 22時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
姫坂ひなの(プロフ) - キャアアアァ素敵な話でした…!新作のハイキュー!!のも楽しみにしてますね! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 0879417deb (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - ちょこれーとさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!推しは赤司ですが、黄瀬と虹村さんも好きです!!!! (2020年4月4日 17時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - すごく面白かったです!推しってやっぱ黄瀬君なんですか? (2020年4月4日 16時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2019年12月27日 12時