【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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『着いたぁ〜』





目を輝かせて楽しそうに笑うAっち。





もう可愛くて可愛くて。





黄瀬「じゃ1回ホテルに荷物置きに行くっスか？」



『うん！』





そして空港から近くにあるホテルに歩いて向かう。






黄瀬「歩いてるだけでも絵になるっスね」



『なにそれ私モデルじゃないよ笑』



黄瀬「Aっちよりブスのモデルなんてゴロゴロいるっスよ笑」



『言うねぇ〜笑』





化粧をして、




ギラギラの太陽に照らされて、




キラキラの笑顔を浮かべるAっち。





動画に納めると、その時間がしっかり形に残るような気がして好きだ。





『歩くだけで楽しい〜』



黄瀬「そうっスね、楽しそうで良かったっス！」



『めっちゃ楽しい！』





そんなことを話している内にホテルに到着。





俺がチェックインを済ませる。





『私の部屋どこ〜？』



黄瀬「同じ部屋っスよ」



『えっ！？』





当たり前じゃないっスか、





好きな子と2人別々の部屋なんて嫌っスよ。





黄瀬「まぁもう俺ら3年目っスよ」



『まぁそうだね』





何も気にしない様子でエレベーターの方に向かい、乗る。





＿＿＿8階です。


俺らの部屋がある階に止まる。





黄瀬「ここっスね、部屋」



『開けたい！』





鍵を開けて入るAっちを後ろから動画におさめる。





ああ、可愛い。





彼女感ってやつっスよね？これ。





幸せすぎるっス。





『めっちゃ綺麗しかもめっちゃ海綺麗！！』



黄瀬「テンション上がるっスね！」



『もう失神しそうなレベルだわ笑』



黄瀬「失神したら海行けないっスよ！笑」



『それはやだ笑』





そして俺たちは荷物をまとめて、国際通りに遊びに行くことにした。





『もう3時か〜。ちょっと食べてホテル戻る？』



黄瀬「そうっスね、明日海っスもんね」



『うん！』





Aっちが食べてるところとか、




はしゃいでるところとかを動画に撮る。





『涼太も撮ってあげるよ！』





そしてAっちは俺にカメラを向ける。





『あ、あーんとかしたら涼太ファンが沸きそう！笑』





そしてパイナップルを俺の口に運ぶAっち。





なんスかこれ、



最高なんスけど。





『あ〜炎上しちゃう笑』



黄瀬「大丈夫っスよ、炎上したら俺がちゃんと責任とるっスよ！」





「ありがとう」なんて言って笑う姿は、




俺の記憶にだけおさめた。






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