【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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笠松「部室鍵占めるけど忘れもんねぇな？」



『大丈夫でーす』



森山「おう」





自主練も終え、俺とAっちはいつものように帰路につく。





黄瀬「インハイ近いと怪我だけで不安になるっスね」



『大丈夫、まだ1ヶ月弱あるから』



黄瀬「ほんとAっちの言葉って安心するっスわ」



『なにそれちょっと嬉しい』





日常会話でもインハイのことを話すようになって、





初めてのインハイに期待と不安が募る。





『そんな不安そうな顔しちゃってどうしたの笑』



黄瀬「いやインハイ初めてだなぁって思ってたんス」



『そんな事考えても気づいたら当日になってるようなもんだよ』



黄瀬「そうなんスかね〜」





みんなの前ではあんなにキツイ事言うのに、





こうやって2人で話すと優しいのホント可愛い。





ツンデレじゃないっスか。





男はそーゆーギャップが好きなんスよ？





・





『じゃ、また明日ね』



黄瀬「はいっス！また明日！」





いつも通りAっちを家の近くまで送って家に帰る。





あーなんか今日は幸せだったなぁ。





Aっちと恋人になれたら手を繋いで帰って、




そのままお泊りとかしちゃって、




あとはデートもしたいなぁ〜。




家で映画見たりするのもいい！





なーんて、





俺じゃダメっスかね、Aっち。





俺じゃ、





物足りないっスか？





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