【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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誠凛との試合を終えて、俺はみんなと会場を出る。





そしてAを見つけた。





青峰「俺アイツと待ち合わせてるんで」



今吉「なんやねん彼女か？」



青峰「ちげぇよ」



今吉「あれ、海常のマネージャーか？」



桃井「そうですよ！帝光中なんです！」



今吉「そーゆー繋がりかぁ」



青峰「じゃお先」





俺は桐皇から離れ、Aの元へ向かった。





青峰「よぉA。久しぶりだな。」



『あ、大輝！久しぶり！』



青峰「LINEしかして無かったからな」



『大輝が遅れるからさつきからLINE来たんだよ？笑』



青峰「アイツ余計なことしやがって笑」



『私は大輝の保護者かっ笑』



青峰「ママァ〜」



『うっさい！笑』





そこに、





火神「青峰！…と、雨宮！？」



『あ、』

青峰「あ、」





まじかよ。





このタイミングで来んなよな。





黒子「Aさん」



『ん？』



黒子「Aさんの言う通りになってしまいました。」



『うん全部見てたよ』



青峰「Aの言う通りって何だよ」



『総体行けないって言ったの。練習試合で。』



青峰「昔から変わんねぇなキッツイとこは」



相田「雨宮ちゃん、」



『はい』



相田「海常は総体決めたようね」



『はい、海常(うち)の選手は強いので！』



相田「ウィンターカップ、絶対行くから」



『さすがにウィンターカップまでには仕上げてもらわないと困ります、笑』





可愛い顔してこんなに強気なのたまんねぇわ。





『あと、木吉さんも復活しますよね？そろそろ』



日向「えっ…なぜそれを…！！」



火神「木吉？」



日向「お前らには後で話す」



相田「どこ情報よ」



『どこでしょうね、』



相田「……何者？」



『マネージャーだからって舐めてもらっちゃ困ります』





凛とした誠凛の監督の瞳を見つめるA。





Aは、強く美しい。





『行こ、大輝』



青峰「おう」





Aは誠凛を残して背を向けた。





俺もAに続いて歩き出した。





青峰「なぁA、木吉って誰だよ」



『なんか今怪我で入院してる誠凛のメンバーだよ』



青峰「強いのか？」



『無冠の五将』



青峰「まじかよ、隠してんなアイツら」



『まぁそれを暴いて、もうバレてるよってことを知らせるのはなかなか楽しい』



青峰「可愛いくせにキツいわぁ」





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