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黄瀬「海が似合う女っスね、Aっちは。」
『ほんと!嬉しい!』
そう言いながらサングラスを外すAっち。
『あ、背中日焼け止め塗ってよ』
黄瀬「いいっスよ」
Aっちがパーカーを脱ぎ、俺に背中を向ける。
黄瀬「スべスベっスね」
『脱毛してるから笑』
まるで男の背中と違う。
黒い水着の紐の部分の下に手を潜らせたとき、
俺の何かが切れそうだった。
『涼太は塗ったの?』
黄瀬「背中は塗ってないっス」
『塗ろっか?』
黄瀬「お願いっス」
俺の後方に回って、
Aっちが俺の背中に触れた。
『筋肉やば、こんなに背中もバキバキだったんだ』
黄瀬「運動部の男子なんてみんなそんなもんっスよ」
『まじか、男なめてたわ』
黄瀬「なめてもらっちゃ困るっスよ笑」
『よし!海入ろ!!』
Aっちが俺の手を引いて海に走る。
『うわっ、冷たっ!』
自分からノリノリで入ったくせに「冷たい」って驚くAっちが面白くてつい笑ってしまう。
『ちょ、何笑ってんのよ笑』
そう言って俺を海に倒すAっち。
黄瀬「いや冷たいっスわ!」
『ほらね!』
黄瀬「しかも今のところってパシャって水しぶき掛けるくらいじゃないんスか!?」
『え?笑笑』
黄瀬「普通に倒しに来るじゃないっスか!笑」
『そんな初々しい初恋みたいのはうちらには似合わないよ!笑』
黄瀬「まぁそれは否定できないっス笑」
そう言いながら不意をついて俺もAっちを倒す。
『うわっ!ちょ!』
髪まで濡れるAっちは、そのまま足で俺に水を掛けた。
『レディに何しやがるんだ!笑』
黄瀬「男のこと倒しに来る人のどこがレディなんスか?笑」
『くっそ〜』
そのままAっちは俺の手を引いて倒しに来る。
黄瀬「うおっ!ちょ、まっ!」
___パシャンッ
2人で沖縄の綺麗な海水を被る。
2人でびしょびしょになって笑い合った。
バカやって笑い合うことがこんなに楽しいなんて。
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まみ(プロフ) - この続編が見たいです! (2020年10月25日 21時) (レス) id: 911d660f53 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - 姫坂ひなのさん» わあああありがとうございます!!!今稲荷崎を書いているのでぜひ!! (2020年4月4日 22時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
姫坂ひなの(プロフ) - キャアアアァ素敵な話でした…!新作のハイキュー!!のも楽しみにしてますね! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 0879417deb (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - ちょこれーとさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!推しは赤司ですが、黄瀬と虹村さんも好きです!!!! (2020年4月4日 17時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - すごく面白かったです!推しってやっぱ黄瀬君なんですか? (2020年4月4日 16時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.
作成日時:2019年12月27日 12時