検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:137,214 hit

#42 ページ42







黄瀬「海が似合う女っスね、Aっちは。」



『ほんと!嬉しい!』





そう言いながらサングラスを外すAっち。





『あ、背中日焼け止め塗ってよ』



黄瀬「いいっスよ」





Aっちがパーカーを脱ぎ、俺に背中を向ける。





黄瀬「スべスベっスね」



『脱毛してるから笑』





まるで男の背中と違う。





黒い水着の紐の部分の下に手を潜らせたとき、





俺の何かが切れそうだった。





『涼太は塗ったの?』



黄瀬「背中は塗ってないっス」



『塗ろっか?』



黄瀬「お願いっス」





俺の後方に回って、





Aっちが俺の背中に触れた。





『筋肉やば、こんなに背中もバキバキだったんだ』



黄瀬「運動部の男子なんてみんなそんなもんっスよ」



『まじか、男なめてたわ』



黄瀬「なめてもらっちゃ困るっスよ笑」



『よし!海入ろ!!』





Aっちが俺の手を引いて海に走る。





『うわっ、冷たっ!』





自分からノリノリで入ったくせに「冷たい」って驚くAっちが面白くてつい笑ってしまう。





『ちょ、何笑ってんのよ笑』





そう言って俺を海に倒すAっち。





黄瀬「いや冷たいっスわ!」



『ほらね!』



黄瀬「しかも今のところってパシャって水しぶき掛けるくらいじゃないんスか!?」



『え?笑笑』



黄瀬「普通に倒しに来るじゃないっスか!笑」



『そんな初々しい初恋みたいのはうちらには似合わないよ!笑』



黄瀬「まぁそれは否定できないっス笑」





そう言いながら不意をついて俺もAっちを倒す。





『うわっ!ちょ!』





髪まで濡れるAっちは、そのまま足で俺に水を掛けた。





『レディに何しやがるんだ!笑』



黄瀬「男のこと倒しに来る人のどこがレディなんスか?笑」



『くっそ〜』





そのままAっちは俺の手を引いて倒しに来る。





黄瀬「うおっ!ちょ、まっ!」





___パシャンッ


2人で沖縄の綺麗な海水を被る。





2人でびしょびしょになって笑い合った。





バカやって笑い合うことがこんなに楽しいなんて。





#43→←#41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
259人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 黄瀬涼太 , 彼女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まみ(プロフ) - この続編が見たいです! (2020年10月25日 21時) (レス) id: 911d660f53 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - 姫坂ひなのさん» わあああありがとうございます!!!今稲荷崎を書いているのでぜひ!! (2020年4月4日 22時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
姫坂ひなの(プロフ) - キャアアアァ素敵な話でした…!新作のハイキュー!!のも楽しみにしてますね! (2020年4月4日 21時) (レス) id: 0879417deb (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - ちょこれーとさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!推しは赤司ですが、黄瀬と虹村さんも好きです!!!! (2020年4月4日 17時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - すごく面白かったです!推しってやっぱ黄瀬君なんですか? (2020年4月4日 16時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2019年12月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。