【黒バス】可愛い後輩が好きな人へ変わる瞬間｡【笠松幸男】-完-

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それは夏休み前3週間のこと。





笠松「お前らしっかり期末勉強しろよ。赤点取ったら夏休みの合宿行けねぇからな。」



『くぅぅぅ…』

黄瀬「やばい」



笠松「わかんないところがあったら持ってこい。教えられたら教える。」



『神ですか！』





初めは宮下と話すのも割と緊張して、




今でも距離が近いと緊張するが、




前よりは自然に話せるようになった。






宮下は人懐っこくて、1軍入りしてその日からよく話していた。





明日からテスト1週間前て原則部活は出来ない。





宮下のこの感じが無くなると思うと少し寂しい気もした。





『お先に失礼しまーす！』





部室に洗ったボトルを置きに来て、




そのまま宮下は黄瀬と帰ってしまった。





森山「明日からAがいない生活って静かになるな。」



笠松「そうだな。」



小堀「あの自由奔放な感じ可愛いよな」



早川「自然と笑顔にな(り)ますよね！」



笠松「それすげぇ分かる」



森山「にしてもビックリだよな、あの笠松がAと普通に話してるなんて」



笠松「なんでだろうな、自分でも分かんねぇ」





ただ慣れただけだろうけど、





こんなに女と話したことが無いし、



逃げる暇も無いくらい宮下は俺に懐いてくれていた。





小堀「宮下絶対笠松のことお気に入りだろ」



中村「それは感じます、笑」



笠松「な、んな事ねぇだろ！」





少し嬉しいと思ってしまう俺も、





きっと宮下のことを放っておけない。





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