検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:95,234 hit

#18 ページ18







紫原「宮ちーんお菓子ちょーだい」



『ごめんね敦スーツケースの中だ笑』



紫原「むー。あとでちょーだいね?」



『うんわかった!』



氷室「君は、宮下Aさん、と言ったかな?」



『あ、はい!』





敦と話していてふと目に止まったその女子は、





海常のジャージを着ていた。





氷室「海常…か」



『はい!海常です!』



氷室「俺は氷室辰也。2年だ。よろしく頼むよ。」



『よろしくお願いします!』



氷室「それにしても海常のマネージャー採用の基準は高いと聞くけど、1年で1軍マネージャーなんて素晴らしいね。」



『いやいやたまたまですよ』



紫原「宮ちんすごいんだよ、こう見えて指示出し的確だしバスケ上手いし」



『こう見えて?笑』



氷室「はは、敦がそんなに褒めるなんて珍しいな」



『期待しない方がいいと思いますよ笑笑』



氷室「いや、期待してるよ、Aちゃん」





少し声を低くして、女を落とすように。





『っ…頑張りますっ…』





そうやってあからさまに照れるAちゃんを可愛いと思った。





純粋な笑顔。



分け隔てなく誰にでも平等に接する態度。





まるで男の落とし方を知っているような言動。





本人は意識していないようだった。





それでAちゃんに落ちてる男、きっといっぱいいるんだろうね。





この半日見てて、恐らく黄瀬くんはAちゃんのことが好きだろう。




笠松さんも、好きなのかもしれない。




赤司くんも割とグイグイいっていたな。




青峰くんも肩を組んでた。





あーあ、敵多いなぁ。





笠松「A行くぞ〜」



『あ、笠松先輩!!はーい今行きます!!』





そして軽く頭を下げて行ってしまった。





礼儀正しい子だ。





そして今気付いてしまったかもしれない。





Aちゃん、笠松さんのことが好きなのかな?





名前を呼ばれた時のあの嬉しそうな顔。





そしてあんなに嬉しそうに笠松さんの元へ向かう後ろ姿。





そうか、Aちゃんは笠松さんが好きなのか。





#19→←#17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
190人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!! (2022年12月20日 18時) (レス) @page43 id: a719d361a2 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 最高っす 笠松パイセンの初々しさが最高 (2020年5月18日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - まゆさん» 冬休み頑張ります!!コメントありがとです! (2019年12月17日 7時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キャー、笠松さん可愛いです! (2019年12月16日 23時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2019年10月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。