【黒バス】可愛い後輩が好きな人へ変わる瞬間｡【笠松幸男】-完- (ページ11)

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黄瀬「Aっち顔赤すぎないっスか？笑」

耳まで真っ赤になったAっち。

『だって...』

だって、なに？

先輩が好きだからそんなことされたら照れる？

なんだよそれくっそつまんない。

俺の中学からの想いはどうなるんスか？

俺の方がAっちと長くいるのに、

なんで笠松先輩なんスか？

『ズルいじゃん、先輩///』

黄瀬「え？」

『普段あんなにかっこいいのにたまにあんなことされたらさ、///』

黄瀬「大好きじゃないっスか笑」

『うるさい///』

否定してよAっち。

笠松先輩なんか好きじゃないって言ってよ。

黄瀬「ほら早く帰るっスよ？」

なんて言ってAっちが笠松先輩のことを考える時間を減らそうとした。

『ちょ、まってよ！』

そう言って無邪気に追いかけてくるAっち。

可愛くて可愛くて仕方ない。

こんなに俺と一緒にいるのにどのタイミングで笠松先輩のこと好きになったんスか？

『そういえばさ、合宿楽しみだよね！』

こんなに俺はAっちのこと考えてるのに

あっさり話題転換なんてしちゃって。

そうやって男を振り回す。

気づかぬ内に、何人落としてきたと思ってんスか？

黄瀬「そうっスね」

『久しぶりにみんなに会えるなんて～』

黄瀬「絶対うるさくなるっスよね笑」

『絶対なる！笑』

赤司っちの提案により洛山主催の合宿。

ほんと赤司っちも自ら合宿なんて開催しちゃって物好きっスよね。

まあ本音はAっちに会いたいからだろうけど、笑

逆にAっちとのお泊りって考えたら最高っス。

しかも俺は同じ高校。

部屋も近くなれるはず。

遊びに来てもくれるはず。

赤司っちには指一本触れさせないっスよ？

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