ポートマフィアの飼い犬ですが何か？

裏事情17 ページ18

「当然の報いだよ。お姉ちゃんを侮辱するのは僕が許さない。」


『Q君！なんてことを！』


Q君が人形を破いた途端にポートマフィアまるで内部戦争のようになっていた。


味方同士がナイフを握り刺して殺している。


「A！何事だい？」


『太宰！中也！Q君が！』


「Qが…異能を発動したんだね？」


『そうなの！早く助けなきゃ酷いことになる！』


「太宰があの人形に触れれば解決じゃねぇか。」


「本当に馬鹿なの君は。人形はQが持ってる。どうやって取るのさ。」


『…私が行く。』


「は！？何ふざけたことを言っt」


『私がやるって言ってんの！引っ込んでて！』



もちろん私も馬鹿じゃない。危険なことくらいわかってる。


でも私がやらなきゃいけない…そんな気がする。

『Q君…』


「あ！お姉ちゃん！どう？僕の異能力。凄いでしょ？」


『その人形。私に渡して。』


「…どうして？」


『こんなの違うでしょ？何でこんなことするの？私はポートマフィアを守りたいの！』


「…なんで…」


『…え？』


「なんでなんでなんでなんでなんでなんで！！！！なんでお姉ちゃんは僕を見てくれないの？！僕だけを見てよ！」


『…ッ。太宰…取って。』


「…あっ！」



私がQ君の気を引きつけてその間に太宰が近づいて人形を取る。

私が考えた作戦。

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