【黒子のバスケ】私は人間不信少女でもバスケ界最強少女でもある

第３９話 ページ43

相「さっきのどういうこと？Aちゃん」




貴「気になりますか？」




相「当り前よ〜！」




貴「征が帰ってきたんです」




相「えっ・・・？」






赤「久しぶりだね。黒子」




黒「・・・・・え・・・」







相「・・・こういうことね・・・」




貴「はい。流石に危ないですね〜」




相「んっもう！Aちゃん嬉しそうだけど今は試合だからね？」



貴「知ってますよ。さすがに無防備な彼とやるのは嫌でしたけど今はそうもいかないですもんね」




相「・・・えっ？さ、さっきまでの・・・は・・・手加減な作戦？」




貴「まさか！ちゃんと本気な作戦ですよ。

現に焦りましたからね私。


けど・・・モヤモヤが消えたので更にいい案が出ますよ！」



今度勝負してもらうからね征




貴「まぁ流石に全員のゾーンもどきはきついですが」




相「ゾーン！？」




貴「もどきですよ。さらに強くなるということ。

対策としての考えは・・・大我に最後のゾーンを入ってもらうこと」




相「・・・最後の・・・ゾーン」





貴「今の彼ならいけますよ。

仲間から教わったゾーンは強いですからね」





けど・・・





相「(火神君だけじゃない・・・全員限界が近い・・・)」




体力が・・・。



私には指示しかできない。


体力を与えることもできない。



私は・・・・



仲間と一緒の日本一をとってみたい・・・



仲間を守ろうと仲間を捨てた私にもう一度仲間を与えてくれた・・・




皆に・・・



恩返しをしたい・・・。



それが指示だけだとしても・・・。



勝たせてあげたい。



勝ちたい・・・このチームで・・・。








「ガンバレ誠凛！！諦めるな！！ガンバレ黒子！！」





貴「！！？？」




相「あの子は・・・黒子君が言ってた子・・・？」




確か・・・キセキの世代の皆に・・・





荻「ホラもっちー！！！お前も応援しろって！あぁそうだ・・・」





そういって彼が持ち出したのはバスケットボール





貴「・・・良かったね・・・」




降「あいつ黒子の友達じゃん！でもバスケやめたって・・・」




貴「リハビリしたんじゃない？心の」







青「ったく・・・見てらんねーぜ」




桃「え・・・？」





青「オラぁテツ！火神！！てめーらオレらに勝ったんだろーが！！

洛山ぐれー倒さねーとブッ殺すぞ！！そんでAと一緒に出掛けんからなぁ！！！」

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