B4-8 ページ16
「...怖くはないよ」
『僕は怖いけどな...でも、過去を知ったらあんまり怖さはないかな』
「...そうか」
ザックは、鎌を僕らの前から下ろした。
「ここから、当てはあんのか?」
「...あっちには扉があったけど、鍵がかかっていた。だから、どこかに仕掛けがあるんだと思う。」
『多分、ここにはないと思う。あるとしたら、最初の水の所かな...』
「多分あそこに何かあると思う...」
レイチェルはザックの方を向いてそう言ってた。
その...[行って]と言ってるような目で見ていた。
「なんで俺が水ん中入んねぇと行けねぇんだ!Aでいいだろ!」
「Aには、一緒に調べてもらいたいから...ザック、お願い...」
レイチェルは無表情でお願いをしていた。
多分、無表情でお願い出来るのはレイチェルしかいないと思う...
「わぁったよ...」
そう言うと、ザックは水の中に入ってく。
案外優しいよな。ザックって。
「ねぇ、本当に私を殺してくれるの?」
「だから、出たら殺してやるって言ってんだろ!てか、そんなに死にてぇなら自分で死ねばいいじゃねぇか」
それは僕も思った。
わざわざ、誰かに頼んで死ぬことに何か意味があるのかな...
「...自分で死ぬのはダメ。」
『どうして?』
レイチェルは、少し悩んで、
「...神様が、そうおっしゃったから?」
「俺に聞くな。」
レイチェル自身でもでも、あまり分からないのだろうか。
自分は
なぜ自分で死んでは行けないのか。
なぜ人に殺されないと行けないのか。
それとも...
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miki(プロフ) - 鈴錬さん» 分かりました!時間がある時に書きますね! (2018年8月12日 9時) (レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - エディに好きって言ってみた(それをキャシーに見られた)をよろしくお願いします! (2018年8月12日 9時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - そう言って貰えると嬉しいです!頑張って更新してきますので、最後まで見ていただけると嬉しいです(o´艸`) (2018年8月12日 5時) (レス) id: 9a548ac54e (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 続きが楽しみです!キャシー姉さんはエディの次に好きです! (2018年8月11日 22時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miki | 作成日時:2018年8月11日 13時