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vol.10 ページ10

車に乗り込み、しばらくして着いたのは
高級レストラン。








彼の後についていくと色んな人たちが
彼に頭を下げて挨拶をしていく





『赤司様、こんにちは』



『おや、また会いましたね。』





『征十郎さん、お久しぶりです』








それぞれの挨拶に軽く挨拶を交わし
客席の合間をスムーズに歩く彼、




どうやら行きつけのレストランの様……






客席の並ぶホールを抜けると
エレベーターに着き、ウェイターさんが
もうすでにエレベーターの扉を開け
笑顔で待っていた





エレベーターに乗り込むと最上階のボタンを
ウェイターさんが押してたどり着いた場所は






先ほどのホールとさほど変わらない広さに
景色の良い全面ガラスの壁………




大きく豪華なシャンデリアの下に
1つだけ、これまた豪華な席が用意されていた









呆気にとられているとウェイターさんが
椅子を引いて、どうぞと促された。






向かいに座る彼は慣れた様子で







赤『今日のオススメを頼むよ、最上級のもので』




『かしこまりました。赤司様』









メニューなどはない……
彼はたんたんと注文を済ませ私に向き直った







赤『何をそんなにキョロキョロしてるんだ』




『ぇ……っいや、その…』









何でキョロキョロしてるかなんて
聞かないとわからないの!?





昨日まで家賃4万円の部屋で暮らしてて
スーパーで買った100円前後の食材で
料理して、たまにはコンビニ弁当だったり

そんな暮らししてた人間なんだよ私は……







いきなりこんな場所に連れてこられて
キョロキョロしないほうがおかしいよ!








明らかに同様している私を不思議そうに見つめる彼を見て思った。







彼は本物のセレブなんだ……
一般的なことは何も知らない。

今朝のキスもそうだ。
恋人じゃないと嫌なのかなんて…
彼は何か間違った解釈をしている



セレブで大財閥の息子で有能なのは認める。



でも一般的にそれは通用しないんだよ……









しばらくして運ばれてきた料理に
もう驚くことはなかった。





だって想像してた通りなんだもの……







.

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QOO - さいこうです・・・もうとろけます。萌え死にます。俺様征君ごちでーすwこれからも応援しています!! (2018年7月4日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
(`б▽б) - 今まで読んだ中で、一番面白かったです!!(>∀<)/ヒヤッハーー!! (2016年7月2日 10時) (レス) id: 71519df37a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - なんというか...面白かったのですが某恋愛アプリのオーナーに似ていますね... (2016年1月22日 18時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
ももきゃ - 流石赤司様ですね〜♪ちょっとドSな赤司様大好きです! (2015年5月11日 1時) (レス) id: ae0ed69795 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ( ^ω^)おっおっおっあかすぃ!?( ゚∀゚)ヒャッハァ! ファーーーーーーwwwwwwww勝とうとか百年早いわ( ・´ー・`)フッ (2015年3月14日 10時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美龍 | 作成日時:2015年2月28日 2時

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