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vol.7 ページ7

朝、眩しい朝日に瞼をくすぐられ目を覚ます。








そうか……カーテンもないんだ。








随分疲れがたまった上に固く冷たい床で寝たせいか、酷く体が重く感じた








まだ眠たい目を擦り、携帯を取り出す。








まだ朝の7時か……どうしよう。









ガチャッ、








その瞬間、乱暴に開けられた扉の音にビクリと肩を揺らす








赤『…帰れと言ったのが、わからなかったか?』





『…っ、な、何で…ここに』









突然現れたのは、あの俺様男。

床に手をつき後ずさる私に、容赦なくズカズカと歩み寄ってきた







『な、何、……ぇっ!』









気付いた時には、床に付く背中と
両手首を捕まれている感触…








間近にある、顔。

押し倒されているのはすぐにわかった









赤『何だ、昨日みたいに嫌がってみろ』






『っ、どうゆう……意味ょ』









赤『嫌がらないなら、続けるぞ』








『ぇ………な、んん!?』









俺様男の顔が近づき、強引に唇が重なった。









咄嗟に腕を振り払い、彼の胸を押した








『や、やめて!!!』









私は彼の胸を押しのけ、彼の頬を叩いた









少しの沈黙が続いた後、彼は立ち上がり
玄関へ向かって歩き始めた









赤『なにをしてる。早くしろ』






『だ、誰が行くなんて……っ』









反論しようと声を上げると、体は正直だ。


お腹が鳴る音が密かに響いた









赤『ほら、エサをやるから来い』






『…う、……とゆうかエサって…』









少し笑いながら言う彼は下で待ってる
と言って部屋を出て行った








このまま、ここに居ても仕方ない。

そう思い私も後を追うように部屋を出た

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QOO - さいこうです・・・もうとろけます。萌え死にます。俺様征君ごちでーすwこれからも応援しています!! (2018年7月4日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
(`б▽б) - 今まで読んだ中で、一番面白かったです!!(>∀<)/ヒヤッハーー!! (2016年7月2日 10時) (レス) id: 71519df37a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - なんというか...面白かったのですが某恋愛アプリのオーナーに似ていますね... (2016年1月22日 18時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
ももきゃ - 流石赤司様ですね〜♪ちょっとドSな赤司様大好きです! (2015年5月11日 1時) (レス) id: ae0ed69795 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ( ^ω^)おっおっおっあかすぃ!?( ゚∀゚)ヒャッハァ! ファーーーーーーwwwwwwww勝とうとか百年早いわ( ・´ー・`)フッ (2015年3月14日 10時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美龍 | 作成日時:2015年2月28日 2時

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