vol.6 ページ6
あの後、赤司さんから送られてきた場所へ向かうと
そこはとてつもなく豪華なマンションで
最上階ペントハウス……
バルコニー、プール付き………
こんな場所……住めるわけない!っ、
マンションの前で踵を返した私は元の自宅へ戻った
あの横暴男………信じられない!
人の家に勝手に進入して……これは立派な犯罪じゃないの!?
抑えきれない苛立ちを持ち、携帯を取り出した。
プルルルル、…ー。
赤 (なんだ)
『何だ、じゃなくて!どうゆうつもりですか!?これは立派な不法侵入及び窃盗罪です!つまり犯罪です!私はあんなマンション住めませんし引っ越す気もないです。ホテル業はクビで結構ですから秘書のお話も御断りさせていただきます!』
思わず一気に口走ってしまった。
意外なことに途中で割り込むこともなく黙って聞いているように思えた
『……あ、あの…聞いてるんですか!?』
電話の向こうで彼はフッと笑った
赤 (俺が、許すと思うのか?)
『………っ、!?』
赤 (文句を言っている暇があるならさっさと帰れ。俺の言うことは絶対だぞ)
結局、一方的に切られてしまった。
今は何もない自分の部屋……
冷たいフローリングに座り込むと
もう何度目かわからない私のため息が
やけに大きく響いた
今日1日で酷い疲れ様だ……
あんな事言った後で
あの俺様男の言いなりになるのも嫌で
私はそのまま、目を閉じた
.
601人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
QOO - さいこうです・・・もうとろけます。萌え死にます。俺様征君ごちでーすwこれからも応援しています!! (2018年7月4日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
(`б▽б) - 今まで読んだ中で、一番面白かったです!!(>∀<)/ヒヤッハーー!! (2016年7月2日 10時) (レス) id: 71519df37a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - なんというか...面白かったのですが某恋愛アプリのオーナーに似ていますね... (2016年1月22日 18時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
ももきゃ - 流石赤司様ですね〜♪ちょっとドSな赤司様大好きです! (2015年5月11日 1時) (レス) id: ae0ed69795 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ( ^ω^)おっおっおっあかすぃ!?( ゚∀゚)ヒャッハァ! ファーーーーーーwwwwwwww勝とうとか百年早いわ( ・´ー・`)フッ (2015年3月14日 10時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美龍 | 作成日時:2015年2月28日 2時