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vol.42 ページ42

高『Aちゃんさあ、嫌じゃないの?』






二人きりの空間で、高尾さんはそう言った。

彼が言いたいのはきっとお見合いの話だ

そんなの嫌に決まってる








高『あ、でもAちゃんは赤司のこと別に…』

『好きです……っ』







咄嗟に開いた言葉に、一瞬固まった彼はすぐに爆笑し始めた。


自分が言った言葉を自覚して段々と熱を持つ体。








高『だったら話早ぇな!さっそく調べよう!』




『え…?、何を…?』









見合いの日にちと場所だよ!
って言い切った彼に開いた口は塞がらない。






高『ぶち壊しに行こうぜ、その見合い』




『な、何言って…そんな事したら…っ』









大丈夫だって、と言いながら笑う彼は
緑間さんを部屋から連れ出してきて
その計画を話し始めた









反対するかと思いきや
緑間さんも結構乗り気のようで……






緑『あぁ、俺だ。見合いの日は決まったのか?』









なんか電話してるし…

絶対相手、社長でしょ!!








すぐに話は終えて電話を切ると
私に向き直り、一枚のメモを渡した。






緑『見合いの日にちと場所だ。その気があれば行くといい』




高『気があれば、じゃなくて行けよな!』









貰ったメモに書かれた場所は
ネオフィーヌ………





またあのホテルだ。







あのホテルに行く時って、ろくなことがない…。




本当に行っても大丈夫なのかな……







でも目の前にいる二人は頷いて見せる……







高『あ、ちなみに俺!その日仕事だからパスな♪』



緑『俺も、会議があるのだよ』









はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?







呆れた……なんなの緑間さんまで……






.

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QOO - さいこうです・・・もうとろけます。萌え死にます。俺様征君ごちでーすwこれからも応援しています!! (2018年7月4日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
(`б▽б) - 今まで読んだ中で、一番面白かったです!!(>∀<)/ヒヤッハーー!! (2016年7月2日 10時) (レス) id: 71519df37a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - なんというか...面白かったのですが某恋愛アプリのオーナーに似ていますね... (2016年1月22日 18時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
ももきゃ - 流石赤司様ですね〜♪ちょっとドSな赤司様大好きです! (2015年5月11日 1時) (レス) id: ae0ed69795 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ( ^ω^)おっおっおっあかすぃ!?( ゚∀゚)ヒャッハァ! ファーーーーーーwwwwwwww勝とうとか百年早いわ( ・´ー・`)フッ (2015年3月14日 10時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美龍 | 作成日時:2015年2月28日 2時

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