vol.15 ページ15
” 俺を社長と呼んでみろ ”
” 君に社長と呼ばれるのは気分が良い ”
彼は確かにそう言った。
赤『ほら、早くしないと……』
『〜〜///しゃ、社長!やめてください!』
彼は笑い、少し顔を離した。
赤『じゃあ明日から会社ではそう呼べ。プライベートは好きに呼ぶといい、ただし…名前以外で呼んだら許さないよ?』
『わ、わかりましたから……どいてくださいっ!』
自分の顔が熱くて火照ってるのは自覚してる
この俺様男に腹が立って嫌だとも思ってる
なのに心臓は高鳴るばかりで息苦しい。
赤『すまないが……無理そうだ』
『な、何…が………んん!!?』
彼が……少し優しいような寂しいような表情をしたように見えた
彼とは二度目のキス。
初めてのキスよりも、二度目のキスは優しかった。
俺様男のくせに……何なの。
妙に紳士的で、でも横暴で…
全てが強引なのに…ほんの少し優しくて
このキスも……
頭にポンと触れた時も……
わざわざ珈琲を持ってきてくれた時も……
車に乗る時も降りる時も、レディーファーストはきっちりやるし……
あれ……たったの4つじゃん。
何で…良いところばかり思い出すの……
ムカつく所だらけでしょ、こんな人…っ、
赤『君の警戒心が緩かったせいだ』
『なんで……私のせいなんですか…』
少し長く、触れるだけのキス。
離れると彼は立ち上がりそう言った
赤『じゃあ、俺はもう休むよ。おやすみ』
気のせいかな……少し違う。
いつもの彼と……何かが違う気がした。
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QOO - さいこうです・・・もうとろけます。萌え死にます。俺様征君ごちでーすwこれからも応援しています!! (2018年7月4日 20時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
(`б▽б) - 今まで読んだ中で、一番面白かったです!!(>∀<)/ヒヤッハーー!! (2016年7月2日 10時) (レス) id: 71519df37a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - なんというか...面白かったのですが某恋愛アプリのオーナーに似ていますね... (2016年1月22日 18時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
ももきゃ - 流石赤司様ですね〜♪ちょっとドSな赤司様大好きです! (2015年5月11日 1時) (レス) id: ae0ed69795 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - ( ^ω^)おっおっおっあかすぃ!?( ゚∀゚)ヒャッハァ! ファーーーーーーwwwwwwww勝とうとか百年早いわ( ・´ー・`)フッ (2015年3月14日 10時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美龍 | 作成日時:2015年2月28日 2時