検索窓
今日:8 hit、昨日:12 hit、合計:79,987 hit

*47話 久しぶり__* ページ10

夕飯の準備は、征と虹村さんに手伝ってもらい3人でした。



…だって、他の皆は床に突っ伏したまま動かなかったからね。



虹村『体力ねーなぁ』



なんて、死体のように転がっている黄瀬を蹴っていたのを、私は見ていた。



って言っても、かるーくだけど。



まぁ、そんなこんなで夕飯は3人だけで相手チームの分まで作ることとなった。



相手チームにはマネージャーがいないらしい。



まぁ、大変だったけど、ちゃんと全員分作れたし…



皆が『美味しい』って言ってくれたから良かったけどね。



それで今は…



A「…眠れない…」



寝ようとしているところ。



体はもの凄く疲れてるハズなのに、何故か眠れない。



隣ではさつきちゃんの規則正しい寝息が聞こえる。



…気分転換に、外にでも出ようかな。



綺麗な夜空でも見れば、眠れるかもしれないし。



流石にパジャマじゃ恥ずかしいから、黄瀬と出掛けたときに着たワンピースに着替え、外に出る。



海の近くということもあり、少し肌寒い。



しかし、旅館の直ぐ近くの海が気になってしまい、浜辺へと向かう。



次から次にやってくる波の音が耳に心地良い。



月に照らされ、キラキラと光る藍色の海も綺麗だ。



私は、砂浜に膝を抱え座り込む。



ザッ…ザッ…という波の音があまりに気持ち良く、目を閉じる。



もう、何も考えたくない…。



どれほどそうしていただろうか。



ウトウトして、このまま寝そうになったから、私は立ち上がり旅館へ戻ろうとした。



けれど…



A「………!」



人がいる。隣に。



月に照らされ、困ったように笑ってる。



「わ、悪ぃ!べ、別に変態とかじゃなくて…そ、その…
あまりに、綺麗だったから…」



A「…そりゃあ、どうも」



照れたように



「って、何言ってんだ俺…」



頬を両手を添えているその人に、私もつられて赤くなる。



…でも、あれ?この人、どこかで見たことあるような…?



反らした目を、もう一度向ける。



「あー…」



なんて、今だに恥ずかしそう。



…!!気付いた。



この人、まさか…



A「…あれ、もしかして…かず、なり…?」



高尾?「…!A…?久しぶり__」

*48話 再会*-高尾side-→←*46話 正式なポイントガードが来てないようで*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (211 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
526人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 赤司征十郎 , ami☆   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らって(プロフ) - ami☆さん» お久し振りです!いえいえ!私が好きで待ってるんで、ami☆さんのペースで頑張ってくださいね(*^^*)またイラスト描かせて頂きますねっ(´▽`*) (2016年3月16日 14時) (レス) id: 2cda7dc70a (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - らってさん» ありがとうございます! 長らくお待たせして、すみません(><) 迷惑じゃありませんよ! とても嬉しいです(*´罒`*) 有り難きお言葉…! はい、更新は相変わらずゆっくりですが頑張ります!!(*´ω`*) (2016年3月14日 21時) (レス) id: 1a2d93ed11 (このIDを非表示/違反報告)
らって(プロフ) - わー!待ってましたー!いえいえ!全然大丈夫ですよ^^大好きだなんて...照れます←笑 そんな事言われたらいくらでも描いちゃいます(迷惑←) 私もami☆さんの、この明るい文章が大好きです!元気出ます!(照)これからも頑張って下さいっ! (2016年1月6日 18時) (レス) id: 2cda7dc70a (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 神無月怜(元黒瀬優希)さん» 返信がおそくなってしまい、すみません>_< どうしてですかね?イラストを見ようとすると、ページが見つかりません、となるんですよね>_< 何度もすみません>_< 神無月さんのイラストを見たいのに…! (2016年1月1日 16時) (レス) id: 1a2d93ed11 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 赤司家の恥さん» 生きてはいけない人間なんて、いないと思います。私は綺麗事しか言えませんし、心に響かないかもしれませんが…それでも、言わせてください。世の中、どんな人であろうと、いなくなると悲しむ人が1人はいます。人は1人で生きられないんですから!(o^^o) (2016年1月1日 16時) (レス) id: 1a2d93ed11 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ami☆ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Mh22Ami  
作成日時:2014年10月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。