【黒バス】赤司家の出来損ない 2nd【高尾和成】【黄瀬涼太】

＊44話 明るくて良いと思うぜ＊ ページ7

次の日。



私はポニーテールにするために、黄瀬に貰ったシュシュで結んだ。



眼鏡はなんだか似合わなかったため、家に置いてきた。



あ、前髪は横分けにしてる。



A「おはようございます」



桃井「おはよー…って、Aちゃん！？」



A「は、はい。そうです…」



青峰「ちーすっ…って、誰だ、お前！？」



A「あ、赤司Aです…」



やっぱり、似合っていないだろうか？



A「やっぱり、似合いません、よね…」



桃井「…何言ってるの、Aちゃん！すっごく可愛い！！」



青峰「おう…！雰囲気違いすぎて誰かと思ったけど、こっちの方が明るくて良いと思うぜ！！」



私の両手を握るさつきちゃんと、背中をバシバシ叩く青峰。



正直、青峰のバシバシ叩くのは痛いけど、折角褒めてくれてんだし…



我慢しよう。



虹村「騒がしいな、お前ら…って、そいつは…もしかしてA、か？」



A「はい…」



虹村「似合ってんじゃねーか、その髪型！いつもは暗い感じだから、明るくて良いな」



A「あ、ありがとうございます…」



黄瀬「ちわーっス！
って、Aっち！？ポニーテールにしてきてくれたんスね！！」



A「はい。折角、黄瀬君がくれたので…」



最近、黄瀬と素で接してきて、危うく呼び捨てにしそうになる。



気を付けなきゃ。



黄瀬「思った通り、似合ってるっスよ！」



…黄瀬の言ったこと、嘘とかお世辞じゃなかった。



バスケ部の皆、似合ってるって言ってくれて…(緑間は鈍感なのか、昨日黄瀬といたのが私だと気付いていない)



部活のときは髪が邪魔になるし、皆が似合うと言ってくれたから…



その日から、マネージャーの仕事をしているときは、ポニーテールにすることにした。





そしていよいよ…



A「…今日から…合宿かぁ」



合宿が始まろうとしていた。

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