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第4夜 ページ5

アラ「……よくよく考えたら白蓮お兄さんって、眷属だよね?」

白蓮「ええ、まあ」

アラ「眷属の人……金属器を持つ人は魔法が使えないってヤムお姉さんが言ってたような……」

紅覇「ああ、それなら、白蓮は身体の構造が少しおかしいんだよ」



マグノシュタットまで残り9日ほど

道中は話をした

ホント、いろいろな話を



紅覇「こいつの左腕見てみ、アラジン」

白蓮「あっ。こらっ」



服を捲られ露になったのは呪札に巻かれた左腕

手だけは普通で、後は異質な左腕



紅覇「白蓮は元々、魔法の素質があってね。さらに強い力を得ようと考えた
こいつの親が、当時煌帝国で行われてた実験に白蓮を無理矢理参加させたんだ」

アラ「実験……!?」

白蓮「魔道の力を得るために、主に一般民が対象だった実験です。
見事失敗し、内部の構造がおかしくなり、このざまです」

紅覇「それでも普通、眷属にはなれないはずなんだけどね〜」

白蓮「そこは僕にもわかりません」

アラ「このお姉さんたちも?」

紅覇「そーだよ。紅蓮もそうだっけ」

白蓮「あいつもそうです」



その後、李の名を捨てることにはなったが……

結果的にAと出会えた

それだけで満足です

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作者名:弱虫道化師 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2014年5月12日 21時

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