9話 変わりゆくもの ページ32
貴方side
芥川は今頃何をしているんだろう…
攫われて2日目…
携帯の充電が不安なのと圏外のせいで連絡もゲームもできない。
暇でしょうがなくて外を眺めていた時、不意にそう思ったんだ。
芥川は今頃何をしているんだろう…って
何故そんなに気にするんだろ。
あいつと私は単なる上司と部下。
それ以上でも、それ以下でもない。
どうして、こんなに気になるの?
貴「あぁぁ!
もう分かんねぇわバカヤロウ!!!」
ヤケクソになって携帯をベッドに投げる。
壊れない、壊れない←
もし壊れたとしても芥川に買ってもらう←
貴「…あ〜♫」
なんか、久しぶりに歌が歌いたくなった。
窓は開けられない。
何故なら溶接されているから!!!!←
しかも、私の異能力が発動されなかった…
貴「…今宵
凍りついた刃でこの身切り裂いてくれないか
いずれ剥がされてしまうならその手で縛て…」
この曲?初音○クのK○ifeってやつ。
ずっと前から好きなんだよね〜
何故かは分からない。
この曲を歌っていると、貴方が来てくれるような気がして…
多分とかじゃない。
必ず…って確信してるの。
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時