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游凛side
游「貴方が…
芥川さんですね…？」
芥「そうだが、僕に何の用だ」
私を見下ろす目は氷のように冷たく、まるで死神のように見えた。
中「お前に話がある」
芥「人虎、貴様もいたのか。
それで、話とは」
怖い。
手がずっと震えてる。
勇気を出せ…
ここで出さなくて、いつ出すの！！！
游「Aのことです」
芥川さんは目を見開いた。
芥「…僕が…」
游「えっ…」
芥「僕が弱者である故に、
あいつは拐かされた。
僕が弱者であるうちはあいつを救い出せぬ」
芥川さんはそう言った。
下を向いて、何かに耐えるように下唇を噛んでいた。
中「芥川…」
中島が芥川さんの前に立つ。
中「お前は強い。
だけど…それで自分を責めていてもAちゃんは帰ってこない」
芥川さんはハッとしたように顔を上げた。
自分だって思っていることを伝えなくちゃ…
中島くんに任せてばっかりじゃダメ…！
游「あの子は私の妹。
あの子に否定されたって、私はあの子を助ける」
芥川さんはふっ、と笑って言った。
芥「僕とて同じこと…」
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宇宙 - 面白かったです！続きが見たいです更新待ってます！ (2016年12月12日 22時) (
レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光波 | 作成日時：2016年12月9日 21時
