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ページ22

「芥川…お前も弱い」









あいつにそう言われて、芥川の目の色が変わった。












芥「羅生門・顎!」









黒い龍があいつに襲いかかる。










「…しょせん、こんなものか…」









私に聞こえるか聞こえないかぐらいの声だった。









貴「っ!芥川!逃げて!」









あいつは芥川の羅生門の黒龍のように、水の龍をつくって芥川を攻撃する気だ。









でも、声を出すのが遅かった。









あいつのつくった水の龍は黒龍を食いちぎり、芥川の肩に食らいついた。









芥「くっ…」









「お前みたいな弱いやつ、見飽きた」









水の龍を今度はまたつららに変え、芥川の両足を貫いた。









芥「ああぁ!」









「ふっ…今度はここだ」









そう言ってつららをんなで芥川の腹を貫く。









芥「ぐぁ…」











貴「もう止めて!!!」









私の声が部屋に響く。









浮いているつららがピタッと止まる。









「…やめて欲しいか?」









貴「やめて…お願い…
もう、その人を傷つけないで」









いつもなら「もっとやってあげて」とか言うのに、なんで助けたんだろ。









どうして?









芥川を攻撃していたあいつを、今まで思ったことないぐらい殺したいって思ってる。









この気持ちはなに?









私、今貴方を守りたい…

7話 君を想ひ→←〃



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宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時

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