霧中の記憶【鬼滅の刃】 (ページ1)

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【神剣城A】元・黑柱("ｶﾐﾂﾙｷﾞ""ｸﾛﾊﾞｼﾗ")

◾代々、産屋敷家に仕える家門に生まれる。様々な呼吸の使い手に分離し、中には刀匠として刀鍛冶の里へ移り住む者もいる。厳格で古い考えを待つ両親の元に生まれ、幼少期から苦い思いを抱えながら育った。刀の色が淀んだような黒色をしており、日の呼吸を含め他の呼吸にも適性がないことから役立たず、才能がないとしてあしらわれて来たことは想像に難くない。

◾誰の教えも乞うことなく鍛錬を重ね、日の呼吸の派生として【黑の呼吸】を生み出す。剣客としての才能に恵まれたこともあり、14歳で入隊後、17歳で柱となる。

◾鬼に対して容赦はなく、冷淡な印象を受けやすいが人に対しての慈悲は深い。面倒見が良く、人間を守る為に鬼を狩ることの執念が強い。伸び悩む隊士の相談を受けたりと頼りにされる存在ではあるが、女として生きる事を捨てており、色恋沙汰には無頓着。

◾黒髪に黒目で日本人として一般的な風貌だが、見目は美しく凛とした印象で背も高い。隊服の前を開け、サラシのようなものを胸に巻いている。隊服に黒い羽織り、明るい場所では非常に目立つが、夜の闇に溶けやすいと本人は語っている。家門を示す色が黒であるのも大きく影響している。

◾鬼殺隊入隊後は実家から離れた為に、僅かながら自由を得る。その影響か人との関わりが広がり、妹のように可愛がることになる少女と出会う。(この少女が伊之助の母、琴葉である)優しく笑顔の似合う少女に感化され、感情が少し豊かになった。

◾成人してしばらく経った頃、遠方任務に当たっている際に少女を鬼に喰われる。たった1人を守れない弱さ、鬼への抑えきれない怒りから単独でその鬼を見つけ出そうと鬼殺隊から離れた。その後は消息不明となり、顔写真だけが産屋敷邸に飾られている。

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その他、詳しい設定は話の中で紹介します。