28話 ページ32
＊
ロイスへ返事の手紙を書いている途中、私の背後から見知った気配を感じた
「リムル様より伝言を承りました。狂ったお茶会についての件ですが…」
淡々と無表情でリムルの伝言を言っている鬼人が気配の原因のようだ。
リムルの伝言に耳を傾け相槌を打っているうちにマユが紅茶を2人分出てきた。
私の分とソウエイの分らしい。
「いや、俺は伝言を言いに来ただけなので直ぐに出るつもりですが…」
「あら、じゃあ気分転換に少し休憩して行かない？たまには休息も大事よ。マユの紅茶は飲むとホゥっと心が落ち着くのよ」
思わずマユの紅茶についてプレゼンしてしまったが…
私の中でマユの紅茶は1級品とも呼んでいいと思っている。
この紅茶はマユのユニークスキル『好み解析』を利用している
相手の気分や好みを解析して確実に好みをついてくる
攻撃の時も役に立ち、相手の弱点や急所がわかるのだ。
と、言うのをさっきからずっと目の前のソウエイに話しているが
相槌を打つだけで何も返さない。
質問を投げかければ返してくれるが自分から質問はしない。
でもしっかり話は聞いていてくれて、安心感がある。
先程までロイスの書いた手紙を見て震えていた手も今ではもう治っている
心の拠り所として丁度いいサイズだ。
＿＿＿＿
「それでマユの紅茶は＿＿＿＿＿」
俺は今、魔王アリス様の配下の入れた紅茶を飲んでいる
謎のプレゼンに耳を傾けながら。
確かに彼女の言う通り甘すぎず苦すぎず丁度いい。
シュナの入れる紅茶も上手いがこの紅茶もとても美味しい。
先程まで張り詰めた窮屈な空気だったが
紅茶が来るとぱぁっと明るくなる彼女の顔を見るととても飽きなくて面白い。
表情がコロコロ変わり見ていて飽きない。リムル様が見つめてしまうのもわかる気がする
時計を見ると任務の時間になる頃を指していた
こんな時間になるまで時を忘れていたのは初めてかもしれない
やはり彼女といると…どこか影響を受ける場がある…
そんなことを思いながら空のカップを眺め、
一言言って席を立ったあと任務へかけていった
＊
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hina - 鬼滅の刃にかなり似てますね！私鬼滅の刃好きなのでうれしいです！がんばってください！ (2021年2月23日 12時) (
レス) id: 241ff9875f (このIDを非表示/違反報告)
抹茶の僕(プロフ) - 最初のProlog の文がある曲の歌詞に似てて、ん？ってなりました、面白いです！ (2020年5月24日 20時) (レス) id: 65d6ee3957 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 鬼滅の刃ですね！酷似してます！すごいです！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
庵 - パワハラ上司？手毬鬼？なぁるほど！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
藍紫^ ^(プロフ) - ますだかおりさん» ごめんなさい鬼滅の刃知らないのでわからないのですが…ご不快になられたようなら修正致します。大変申し訳ないです… (2019年12月11日 16時) (レス) id: f7009884aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍紫^ ^ x他1人 | 作成日時：2019年8月20日 12時
