ろくじゅうよん ページ35
『ち、ちょっと…！何するんですか離してくださ…』
「…やっと、……会え、た、…」
少し震えた声でこの人は言う。
…「やっと会えた」…？？
『…ふざけるのも大概にしてください。私が訴えれば犯罪になりますよ』
既に犯罪だと思うけどな！ハッッwww((
「あ、待、待って！…と、突然、ごめん。
…1つ確認、したいんだけどさ、
君の名前は、「A」…かな、」
『…え、』
なにこのゲームで自分の名前設定したあとのセリフみたいな感じ。(語彙力)
なんで私の名前わかんの？！どっかに名札でも付いてたっけ！？(いいえ)
そらるに顔になんか書かれた！？(いいえ)
「…やっぱり、Aだぁ…！」
その男の人はものすごく嬉しそうに笑う。
最初こそ全面的に疑っていたけれど、その笑顔を見て、悪い人ではないのかなと思ってしまった
まあ出会って突然抱きしめる人がいい人とも思えないけどね！！
「…僕のこと覚えるわけ…ない、よね。」
力なく、少し寂しそうに笑うその人。
…私、この人と会ったことあるの…？
ﾁｰｰﾝ…と空気を読まない音が鳴り、エレベーターのドアが開く。
「…ごめん、ちょっと一緒に来て欲しいな、」
『………わ、わかりました』
「ありがとう」
そんな寂しそうに言われて断れるほど私も鬼じゃないのでね((
ロビーとは別に、休憩場所としてくつろぐには最適な場所があるらしく、私たちはそこに行って腰を下ろした。
向き合う形で座り、初めてその人の顔をまじまじと見る。
…かっこいいなこの人。←
さらさらの茶髪に、背が高くすらっとしていて、けれど少し筋肉質な部分もある。まさに男の人って感じ。
顔整いすぎな。あいつらと同じくらい整いすぎな。
『それで…』
「あぁ、うん。…Aのお母さんに、Aの兄弟の話、聞いた事ある？」
『兄弟…？私一人っ子ですよ…？』
「じゃあ、話してないのか…。うーん、」
ちょっと待ってね、と言ってスマホを取り出し、何者かに連絡をしている。
兄弟…どういうことだろう。
この人は、私にとってのなんなんだろう。
そして、誰なの。Who are you?? USSS who??
オレガヤッタ((
「…うん、許可もらえた。じゃあ、今から話すこと、ちゃんと聞いてて。
俺とAは、
生き別れの双子なんだ」
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ルテメナ - シリアスやら潰しやら見てきたけど結局ケンカップルが好きです。ということで夢主をそらるさんが強奪してきます。 (2019年4月14日 8時) (
レス) id: 7db1bf3dcb (このIDを非表示/違反報告)
まい - 私も続編書いてほしいです♪ (2019年3月21日 12時) (レス) id: ad52702071 (このIDを非表示/違反報告)
朔間光(プロフ) - 続編描いて欲しいです!楽しみにしてます (2019年2月16日 0時) (レス) id: 7e46e29486 (このIDを非表示/違反報告)
のん＠ボカロ、文スト好き - 続編楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ (2019年2月15日 15時) (レス) id: 60b97a8d86 (このIDを非表示/違反報告)
ルージェ@低浮上 - 続編楽しみにしてますね！！(プレッシャー(((()そらなーの墓場になりつつありますよここ((((( (2019年2月7日 6時) (レス) id: 7a918a5fac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーとす. | 作成日時：2018年5月12日 20時
