写真立ての写真。byミラ ページ16
ミラ「………ぅ…………」
うっすらと重い瞼を持ち上げ、ぼんやりとする頭であれ、私どうしたんだっけと考える。
……………。
…やっと景色がはっきりとしてきた頃、唐突に一人の人の姿が脳裏に浮かんだ。
ミラ「………ぉ、兄…ちゃん……」
呟く、と同時に思い出す。 此処に来るまでにあったこと、思ったこと、来てから今に至るまで、自分に起きたこと。
ミラ「―――ッッ―――!!!!」
ｶﾞﾊﾞｯと跳ね起き――ようとして45度まで上がった頭は、床について起きる弾みになるハズの手が最初の位置から動かないことによって再び床に落ちた。
ミラ「ぇ……。……ぅ、嘘……!?…」
慌てて肩越しに後ろを振り向く。
よくは見えないが、どうやら後ろ手に縛られているようだ。
よく考えれば、脚にも違和感を感じる。
少し体を折り曲げて見ると、案の定、足首のところで１つにまとめられていた。
ミラ「……と、とりあえず、起きなくちゃ…!!」
肘や肩を使って何とか上半身を起こし、部屋全体を見渡してみる。
…部屋には、本棚があるだけで、かなり殺風景な雰囲気になっていた。
その本棚にも、入っているのは本ではなく、アルバムのようなものばかりだ。
上から２番目の棚には、ここからはよく見えないが、写真立てが置いてあることがわかる。
軽く体を前に倒し、その反動で立ち上がった、
――その時。
ミラ「―…きゃっ……!!…」
反動が大きすぎたのか、それともいきなり立ち上がったせいなのか、目眩を感じて私はバランスを崩した。 縛られて自由の訊かなくなった体は、そのまま成すすべもなく後ろに倒れこみ、
ｶﾞｺﾝｯ
――本棚に、直撃した。
ｶﾞｼｬﾝｯ
ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
ミラ「・・・・ッッ……!!!!」
体の上に落ちてきた数冊のアルバムに涙目になりながらも、何とか身を起こす。
そこには、開かれた状態になっているアルバムと、偶然にも表側になっている写真立てがあった。
………何の写真があるのかな……
ふと湧いた好奇心に、そっと写真立ての写真を覗いてみた。
――若い女の人と、白衣を着た男の人、そして、二人の間に挟まれるようにして立っている女の子。
その写真の中の３人は、心から幸せそうな笑みを浮かべていた。
…アルバムの方に目を移す。
ミラ「………え……!?…」
…そこには、私のよく知る人物が、さっきの女の子が成長したのであろう女の人と一緒に写っていた。
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*LERELUA*(プロフ) - 梅田 彩華さん» 本当ですか!!嬉しいです、ありがとうございます…!!いえいえ、こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね…!!(*´ー｀*) (2013年7月7日 19時) (
レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - 梅田 彩華さん» は、はじめまして!!わっ、嬉しいです、そんなことを言っていただけたのは非公式メカクシ団始まって以来初めてだと思います(*´∀｀)私は団長ではありませんが、皆を代表してお礼を言わせて頂きます。ありがとうございます!!(*´ω｀*) (2013年7月7日 19時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
青狐No10 - アイさん» ぅえい？？あれー？私ユウですよ？あれ？初対面？ういなよ？← (2013年5月20日 22時) (レス) id: 1e84d71b8f (このIDを非表示/違反報告)
アイ - キル＠村田さん» そっそうか まあ本当に頑張ってたと思うしな＾＾ (2013年5月20日 22時) (レス) id: fb18c75636 (このIDを非表示/違反報告)
キル＠村田(プロフ) - アイさん» いや、お疲れって言ってくれたこと(´･ω･`)←← (2013年5月20日 22時) (レス) id: 5de70aab6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：非公式メカクシ団 x他4人 | 作者ホームページ：
作成日時：2013年4月15日 21時
