彼女と僕の毎日〜3月〜【まふまふ】

3月3日 ページ4

飲み物を取りに行こうと立ち上がるとフラッとしてその場に倒れてしまった。



その音で違う部屋にいたAが駆けつけてきた。





『だ、大丈夫！！？』

ま「…大丈夫だよ…」




意識はしっかりしてるから、ベッドに行った。





最近、無理に作業を詰め込みすぎたから疲れちゃったのかな…




床に座ってベッドの端に顔を覗かせているAの顔は心配そう。



僕はAの頭に手を伸ばして「ごめんね…」と言った。





ま「作業のし過ぎかな」

『…まふくん』





さっきまで心配そうだっのに今は怒っている。




『頑張るのはいいことだし、すごいと思うけど、それで体壊したら元も子もないよ…？

リスナーさんだって心配しちゃうから もっと自分の事大切にしてよ…』

ま「うん…気を付けるね、だから泣かないで」




涙は流していないものの、瞳には涙が溜まって今にも溢れそう。



僕が倒れた事でAが怒って、泣きそうになっている。




『泣いてないもん…』

ま「…そうだね、ありがと」




それだけ、自分が大切に想われている証拠。



こんなに幸せなことはないだろう。



大切な人を不安にさせ、怒らせて悪いと思ってるけど、それと同時にAの中で僕が大きな存在になっていると思うと嬉しい。



こう思ってしまう僕は性格が悪いのだろう。





『もう寝て！！ おやすみ！！』

ま「わっ…」




Aに投げられた布団で前が何も見えなくなってしまう。




でも、布団の隙間から見えたAは涙を流していた。




泣いている顔を僕に見せたくないと言う思いからの行動だったのだろう。






僕で沢山の表情を見せてくれるAは相当僕に依存しているんだろうな…





ま、僕もAに依存しているんだけど。






〰️〰️雑談〰️〰️


Twitterで歌い手さんのことを語りたいのですが、フォローしてくださる方いらっしゃるのか…




@milk_1006_1205




お願いします！！

占つくからきた！と言っていただければ嬉しいです！

3月4日→←3月2日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す