グレイの彼女の妖精女王は滅人魔導士！？

■１８□　いや…　　new ページ19

「あはははははっ」

・

・

私は、目の前で倒れているエバーグリーンを見て笑った


「私を敵に回すから悪いのよ

っ・・・あはははは」


自分でも、なんで笑えているのかわからない。

怖い…


自分が他の自分…


滅人魔導士の自分が自分を蝕んでいく…


怖い…

だけど、口が動く


・

・

・


「ねぇ、痛い…？」


・

・

・


私はエバーグリーンの前髪を掴み、無理やり顔を上げさせていた。


顔に大きな傷があるエバーグリーンを見た

もう一人の自分が笑う。


・

・


「自慢の顔にこんな傷が入って…」


・

・

私じゃない私が話していて、

それを私は止めれない。


・

・


そして、目の前にいるエバーグリーンを傷つけている


・

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・

・

・

・

ねえ、お父様…

なぜ、私にこのような力を与えたのですか…？


・

・

・

そして、もう一人の私は、エバーグリーンに
止めを刺すため

風で剣を造っていた。


そして、エバーグリーンの首に近づけていた


・

・

・

・

・

いや…

止めて


そんなことしたくない


いや…
・

・

・

・


「いやぁぁぁぁぁぁぁああああ」

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