グレイの彼女の妖精女王は滅人魔導士！？

■１４□　バカね・・ ページ15

「くそっ

どこにいるのよ、ビックスロー」


私は、街の中を走るが


いっこうに見つからない


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「まて!!A!!」


後ろでエルザが私を呼ぶ


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あれ？

エルザって石像じゃなかったっけ・・？


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私は、足を止める


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「エルザ、どうしたの？」


「どうしたじゃないだろ！！


どういうことだ！！」


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あぁ・・・


私は、すべてを理解した


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セテナに命令したのは


ここにいる“人間”の記憶を書き換える


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エルザはさっきまで


“石像”


だった


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エルザは


私の

“魔力の解放”

で“石像”から戻った


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私は、口角が上がる


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「何を笑っている!!!」


私は、エルザに胸ぐらを捕まれる


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「あはははははっ


エルザ、バカね


貴方は“セテナ”の魔法のことを聞きたいんでしょ


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それなのにくるとは、バカね」


私は、笑いが止まらなかった


バカだ・・・


バカだ・・・


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「お前・・・・」


エルザは剣を取りだし


私の首もとに当てた


「すべて話せ


あのはなんなんだ・・・」


「貴方に聞く権利はないわよ」


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「A・・・


覚悟はできているのだな・・・・」


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「貴方こそ・・・


後ろを見なさいよ」


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エルザの後ろには


“大鎌”

を持った


セテナがいた

□１５■　ごめんね・・→←□１３■　この魔力は・・・。。。ナツside

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