帰っても時既に遅し3{告白？} ページ28
少女をソファに座らせて、
メタトンは冷蔵庫から
麦茶を取り出し、
ガラスのコップに注いで少女に渡す。
メタトン:
「はい、とりあえず麦茶。」
少女:
「ありがとうございます。」
麦茶を受け取り、少し飲んだ後に少女が口を開いた。
少女:
「あの……そういえば貴方は
この部屋の住人の様ですけど…
間空さんとはどんな関係で？」
メタトン:
「えっ！？」
少女の思いもよらぬ言葉に、
驚いて顔を赤くさせるメタトン。
メタトン:
「ど、どんなって…言われても……」
少女:
「正直に言って下さい。
間空さんとは、どの様な関係なんですか。
そして、貴方自身は間空さんを
どう思っているんですか。」
少女のその冷たくも迫力のある言葉に、
メタトンはすっかり負かされてしまう。
それを傍からじっ…と見守るドット。
メタトン:
「…分かったよ。」
溜め息を一つついて、
顔をまた一層赤らめながら
メタトンは喋り始める。
メタトン:
「ダーリンは…間空·Aは、
僕の同居人であると同時に、
僕の大切なダーリンだよ。
改造されそうになったり
殺されそうになったりしても必ず僕を助けてくれる、
最強の王子様みたいな存在。
あっ、ダーリンは女の子だから一応お姫様なのかな？」
少女:
「…………。」
少女はひたすら麦茶を飲みながら
メタトンの言葉に耳を傾け、
一挙一動を見つめる。
メタトン:
「でも…そもそもダーリンが
ごみ捨て場で僕を拾ってくれなかったら、
助けて貰うどころか
僕はダーリンと会えなかったし、
こんなに複雑な感情や想いを抱く事も無かった。
だから…」
少女:
「もういいです。」
突然、少女に話を遮られる。
メタトン:
「…えっ？」
帰っても時既に遅し4{怒り、狂い、笑う}→←帰っても時既に遅し2{椅子に拘束}
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黒和(プロフ) - 3年後からこんばんは…() この神作、推ししか出てこないんだが？え？ (2023年4月4日 1時) (
レス) @page9 id: fe2acd821c (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - ひとなさん、コメントありがとうございます！砕けかけてる臓物に染み渡るお言葉…感謝します。そして私は帰ってきました、頑張りますヨー！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
ひとな - どうか無事に帰って来てくださいね...感想が無くても読んでいる人はいますから...! (2019年3月6日 0時) (レス) id: a970eab56a (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - やっと表紙イラスト描き終えたので貼っておきますネ！ (2019年2月1日 22時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - 次回予告させて頂きました。 (2019年2月1日 19時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本音箱 | 作成日時：2017年5月13日 19時
