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お出かけしよう2{街へ} ページ11

Aが忠告したに関わらず、
メタトンは外の世界を見て
大はしゃぎしていた。
メタトン:
「ダーリン!あの大きくて
細長いお城みたいなのは何!?」
A:
「東京スカイツリーだよ…
なぁ…騒ぐなっつったよな?
お前はただでさえ本当に目立ちやすいんだからさ…。」

その時のメタトンは、
ロボットだとバレない様に変装をしていた。
肩が出っ張った
大きめのトレンチコートに白いマスクと、
タ〇リを思わせる黒いサングラス…見事に不審者である。
その証拠に通り過ぎて行く周りの目が
異質なモノを見る目になっている。
それをAが気にしても、
メタトンはお構いなしで大いにはしゃぐ。

メタトン:
「あれ!あれは何!?」
A:
「…あれはバス停。
テメェのとこはバスもねぇのかよ…。」
メタトン:
「舟ならあったよ。」
A:
「ふ、舟…?」

周りの目を気にしつつ、
Aはメタトンが元いた場所の事を考えた。

A:
「(メタトンは生きてるロボット…
アイツを作れる凄い技術がありながら、
バスや電車が無い場所…そんな場所あるのか?
そもそも、アイツみたいなロボットが
作られれば世界中が大騒ぎになる。
なのに俺はメタトンの事を聞いた事が無いし、
ニュースで報道されてるとこも見た事が無い。
…そもそも、アイツは何故ゴミ置き場にいた?
捨てられた?いや、ありえねぇ。
俺がアイツの生みの親なら、
あんなロボットを捨てられる訳が無い。
ならば、何者かに連れて来られた?
それもありえねぇな…)」

しばらく考えたが、Aには分からなかった。

A:
「…これ以上考えても、今は何も出て来ねぇな。
とりあえず、考えるのは諦めるか。」

そう思い、一息ついたところでAは
ふと気がついた。

A:
「あれ?メタトンの奴、どこに行きやがった…?」

不良の様な男達1{路地裏にて}→←お出かけしよう1{誤魔化す}



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癒し系猫 - 青いマフラー…アイス…電子……ウッ!頭がッ!(KAITOしか頭に浮かばない…!) (2021年11月28日 22時) (レス) @page24 id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - みしょさん、コメントありがとうございます!私もメタトンが欲しいd(埋 (2019年5月5日 23時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - メタトンが普通に欲しi(蹴 (2019年5月5日 17時) (レス) id: eeba923039 (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - スマホ用に読みやすくリニューアルしますたよぉ〜(どうせ誰も気づかないだろうけど) (2019年1月30日 13時) (レス) id: 247b84c45f (このIDを非表示/違反報告)
本音箱(プロフ) - 読んでくれて、ありがとうございます!!!!!そして、わざわざコメントまでしてくれてありがとうございました!!!! (2018年5月8日 22時) (レス) id: 7c2e1079c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:本音箱 | 作成日時:2016年9月24日 22時

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