35【過去編】 ページ39
ある日の朝。
鈴「…ねえ、A。私にもう関わらないでくれない?」
それはあまりにも突然だった。
『え、関わらないでって、どういう……』
鈴「そのままの意味だよ。もう話しかけてこないでくれる?
私…、同担拒否みたいなんだよね……、」
鈴菜が、同担拒否……?
鈴菜は私に背を向け、歩き出した。
どうしてだろう。
もう、ほんとに鈴菜に話しかけちゃいけないのかな?
モブ1「ねえ。あんた、鈴菜に何したの?」
モブ2「めっちゃ泣いてんだけどー?」
モブ3「お前、なんかしたんだろ!?」
え?え、何の話?
『私は…、何も……』
モブ1「とぼけないでよ!鈴菜が言ってたんだよ!?」
鈴菜が、なにを…?
モブ3「顔がいいからって調子乗ってんじゃねーよ!」
だから、私はなにをしたんだってば、
モブ2「あんなことするなんて人間じゃない!
もう消えてよ!!この世から!!!」
なんで?
クラスのみんなの視線が冷たい。
私、みんなに疑われてる…?
鈴「Aちゃん、酷いよ…!」
『鈴菜………』
鈴「私といると自分がブスになるからって、
こんなん…、酷すぎるよ!!」
私は、なにをしたの?
私何かした?
わからない、
わからないわからないわからない!!
モブ4「消えろよ!!」
モブ5「顔しかいいとこない癖に!!」
モブ6「しねよ!!!!」
なんで
こうなったんだろう
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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時