にじゅうさん ページ27
貴女side
私は神崎先輩と蓮巳先輩に治療してもらった。
まだ傷は痛むけど……。
なんだろう、昔にもこんなことがあったような…。
敬「……A?」
『んぇ?あ、すみません!ボーッとしてました!』
颯「構わぬ。ゆっくり休むといいぞ。」
『ありがとうございます!
でも大した傷じゃないですし…、教室に戻ります!』
そう言って立とうとしたら、蓮巳先輩に腕を引っ張られた。
敬「馬鹿か。大した傷なんかじゃないだろう。
先生には伝えてあるからお前は寝ろ。」
え、病気じゃないんだから寝る必要はないと思うんですけども((
てか蓮巳先輩近いよ!?鼻くっつきそうだよ!?!?
『ひゃ、ひゃいっ……』
颯「では、我は鬼龍殿に報告に行ってくる。
もう終礼は終わってると思うが…、迎えが来るまでしっかり寝てるんだぞ?」
『はい、承知しました……。』
そして保健室には私と蓮巳先輩の2人きりになった。
それより迎えってなんだろう?
お母さんでも来るのかな?
敬「…なあ、A。」
『ん、なんですか?』
蓮巳先輩は少し俯いて視線を横にずらしたあと、顔をあげた。
敬「いや、何でもない。寝ろ。」
余計気になるじゃんかよ。
私はすぐそこにあったベットに横になった。
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Αγιάνο(プロフ) - 初めまして。Αγιάνο(あやの)と申します。偶然この作品をお見受けして、推しがメインに出ていたこともあり、一気に読み終えてしまいました。とても良い作品だと思います。更新、心待ちにしています♪ (2022年6月24日 16時) (レス) id: 1fbdbb976e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なめたけ | 作成日時:2022年3月26日 14時