22.側にいて ページ22
A「わっ……綺麗…っ//」
鶯丸「やはり、よく似合っている。」
A「なんだか、私には勿体無いくらいです。でも、鶯がそう言ってくれるなら嬉しい^ ^」
鶯丸「………。」
A「……鶯?」
返事が返ってこなくなり、私は後ろを振り返る。
鶯丸「……?…すまない…何だ?」
A「__少し、休みましょうか。」
*
*
*
鶯丸「……ぅ………」
A「……無理はだめですよ。具合が悪いなら早めに言ってくださいね…。」
少し良くなったと思ったら、昨日の熱がぶり返していた。
鶯丸「だって……」
A「……だって?」
鶯丸「……主はこれから仕事だろう?それが終わったら短刀たちの遊び相手。」
A「はい…、確かにそうですが…」
なにか問題が……??
私がきょとんとしてそばに座っていると、鶯は掛け布団を頭まですっぽりと被り、布団から手だけをだした。
__そして、私の着物の袖をつかんで言った。
鶯丸「___行かないで…」
A「__!!」
ずるい……やっぱりずるいよ……
断れるわけ…ない、、、
鶯丸「……わがまま言っているのはわかっている。……でも、…側に…いて欲しい…」
A「心配しなくてもどこにも行きません。鶯の側にいます。」
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