あんていくの美少女喰種

＊再会＊ ページ5

『ん……………？』





ぁれ？…………私………





確か、右腕を怪我して………………





目をうっすらと開けてみた。





『…！？』





目の前には、眼帯をした男の人の顔があった。





「…！だ、大丈夫ですか？」





うわぁ………かっこい……///って、そうじゃなくて！





私は、眼帯の男の人にお姫様抱っこをされていた。





『…ぁ、えっと、あの……ありがとうございますっ！！！//』





「…い、いえ！////」





助けてくれたんだ………





この人って…………





喰種なのかな？





「…あの、右腕を怪我してるんで、とりあえず手当てしに行きましょう！」





『え、あ…はい！』





行くって、何処に………？汗






困惑した私を抱えて、急いで走っていった。









「…着きました！！」





『…あ、ありがとうございます！』





彼の言う、手当する場所というのは店のようだ。





喫茶店…？





”あんていく"ってかいてある……





ｶﾗﾝｶﾗﾝ





店のドアを開けた。





わぁ、普通の喫茶店だ……





なんか、安心感が…





「トーカちゃーん！！！救急箱を持ってきてください！！」





眼帯さんが大声で叫んだ。





…………ん？待てよ…………





………”トーカ"………って





ｶﾞﾀｶﾞﾀｰｰｰﾝ！！！





二階の階段から、降りてきた少女が持ってきた救急箱を落とす。





「………………………A……………？」





目を見開いて固まる。





…やっぱり！！！！





『…トーカ〜〜〜っ！！泣』





「Aっっ！！！会いたかったっっ！」←






「…え？え？え？汗」





いきなりのことに、眼帯さんは困惑する。





私もびっくりした。





まさか、





幼馴染みのトーカがいるとは！！！








「…A〜！！！」





ｷﾞｭｩｩ





『…ぐぁぁぁあっっ！！』





怪我してる右腕を触られ、あまりの激痛に失神した。





「…………っ！！？」





「…トーカちゃん………」





「あんたは、黙れ。」





私は、失神した常態でベットに連れていかれた。

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