【ヒプノシスマイク】姐御のお通りだ【番外編】

誰の子？2 ページ9

side:DOPPO









「ッええぇ〜！？ちょっとちょっと煌夜ちん！どしたのさ、その赤ちゃん！！」

「こら、一二三！そんな大声を出したら…！」

「ぅぇえええええええええぇッ！！」

「ほら見ろ…！」

「あ、やっべー…」





外回りの行く先が先生の病院だったので煌夜さんと一緒に来たら何故か一二三が居た…
スーツのジャケットがあったから、多分それで1人で来たんだろうな

煌夜さんの腕に抱かれた赤ん坊を見て一二三は勿論だが、先生も驚いていた
けど急に思案顔になって頬に手を添えた先生は予想斜め上の発言をした





「煌夜さん、ここは小児科ではないのですが…」

「いや、具合が悪い訳じゃねぇんだよ。独歩について来ただけだから」

「そうですか。それで、その赤ちゃんは……」





赤ん坊をあやしながら答える煌夜さんはやっぱり聖母で、あまりに出来た母親っぷりに一二三も感心している
煌夜さんなら当然だよな

それと先生、さっきから手に持っているペンがミシミシ悲鳴上げてるんですけど大丈夫ですか？






「俺の昔馴染みの娘。仕事で中王区入ってるから、その間だけ預かってるんだ」

「なぁ〜んだ、てっきり煌夜ちんの隠し子だと思ってたのに」

「一二三お前な…！！すいませんすいませんすいません！」

「独歩が謝るこたぁねぇよ。それと一二三、その場合俺が妊娠することになるからな」

「あ……そっか」

「お前ナチュラルに俺の性別忘れてたな…まぁいいが」





一二三が失礼なことを言っても軽く受け流す煌夜さんの優しさ…ッ！
心なしか先生も嬉しそうな顔をしてらっしゃるし、やっぱり煌夜さんは凄いな





「つーか、煌夜ちん意外と赤ちゃん抱いてるの似合うよな。将来絶対良いママさんになれるっしょ！」

「一二三がそう言うなら、そうなのかもな」





そう言ってあどけなく笑う赤ん坊の頬を優しく触れる煌夜さんを、俺と一二三はスマホのカメラで連写しまくった

この後先生と一二三が他ディビジョンのメンバーに写真を送ったことで大混乱を招いたのだった









.









希望があれば各ディビジョンの大混乱を書きます

誰の子？…Buster Bros!!!→←誰の子？1

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す