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「アイツら……どんな話すんだろ。」


壁にピッタリと張り付いてみるも、A(多分)がお菓子を食べる音しか聞こえない。


でもなにやらわちゃわちゃしてるのはわかるぞ。



恋バナかな?

猥談かな?

わくわく


「なに話そっかー



Aちゃんのー……えーと、


将来の夢は何かな?」



期待した約3名は壁に頭をぶつける。



「Aにマトモな女子の会話求めた俺たちが馬鹿だったか……」



ぱっつんが悔しそうな顔をする。



「えーとね、忍者になりたいな!!!」



_人人人人人人人人人_
> 忍者になりたい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄



咳き込む音がした。


「なんかスイマセン、梟谷のマネージャーさん。」


白布と川西はどんどん申し訳ないような気持ちになっていった。




しばらく項垂れた後、

再び壁に耳を当てると雀田さんの声が聞こえてきた。




「あのね、Aちゃん。



忍者って言うのはね、夜だけなんだよ。


お昼はちゃんと働かなきゃいけないから、お勉強はしなきゃダメなんだよ。」






……なんか説得されてる。


本気で忍者目指してる女子高生ってどうなんだよ。




「でもねでもね!毎日修行頑張ってるんだよ!



賢二郎とね、昨日も水遁の術の練習した!」


「賢二郎って……白鳥沢のセッター?


冷静そうに見えてとんだクレイジーだったわけね。」



自分の株が急降下したことに落ち込む白布。

「ふっ……ドンマイ」


余裕そうな川西。


「でもあの、空気の穴を太一に塞がれて、死ぬ所だった。」


「えー、太一ってあのもう一人のノッポでしょ?


そんな子だったんだ。やっぱり元ヤン?」



続けて川西も撃沈した。


「元ヤンは白布だよ……」


Aの弊害に苦しんだ。

.→←女子会の概念



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設定タグ:川西太一 , 白布賢二郎 , ハイキュー   
作品ジャンル:ギャグ
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レミ - 反応集   序盤 ナニコレ 中盤 ナニコレ 今 ナニコレ (2020年2月2日 2時) (レス) id: e9e3a7151e (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - シラスさん» いえいえいえ!!いつもいつもコメントもくださって感謝でいっぱいなので、少しですが喜んで頂けて嬉しいです!!きっと私とツボが一緒なのかもしれない……!←これからも、見てくれると嬉しいです! (2017年3月30日 20時) (レス) id: b5454a5b7a (このIDを非表示/違反報告)
シラス - アリスさん» リクエスト応えてくれてありがとうございます!めっちゃ嬉しいです! 自分が書いてほしかったポイントとか、書いてなかったのにどストレートを書いてくださって、感激です!ずっと応援してます! (2017年3月29日 22時) (レス) id: 8772ca20fc (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - れるなさん» コメントありがとうございます!!そう言ってくれると嬉しいです!五色くんは前髪とストレートとツッコミをキレキレにしたかったんです!← (2017年3月29日 22時) (レス) id: b5454a5b7a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ケイさん» けんちゃん(笑)はラスボス感出したかったんですw多分彼が夢主ちゃんに負ける日は来ないんだと思います…混戦状態ですよ!! (2017年3月29日 22時) (レス) id: b5454a5b7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリス | 作成日時:2017年3月20日 19時

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